様々な観点から日本語について考えたー通信で日本語教師養成講座

通信で日本語教師養成講座420時間の感想が届きました㉙

通信で日本語教師養成講座420時間の講座を修了された方から受講後の感想が届きました。講座の修了、おめでとうございます!これからも益々のご活躍をお祈りしています!

感想:今回通信講座を受講する中で、普段何も考えずに発している日本語という言語に対して、別の角度から俯瞰的にみることができたかと思います。言語学習はある種のセラピーとして機能する側面もあると私は考えています。私自身もフランス語の難しい発音に取り組んできた中で、レッスンの時間は身内の死やコロナ禍の苦しみを忘れる時間となりましたし、そうした意味で、外国人へのセラピーとしての日本語教育もあり得るのではないかと感じました。また私自身が外国語(特にハンガリー語)を習得する上で「肌から言語が染み渡る経験」をしてきたのですが、それはまるで言語のお風呂に浸かるような感覚でした。言語学の修士課程で学んでいるアメリカ人の友人が「言語がまるで菌のように人間にパラサイトする」プロセスの研究をしています。その研究の詳しい内容を私はまだ知らないのですが、もしかしたら私の経験とも関連があるのかなあといろいろ考えつつ、また日本語学習者たちはどのような感覚で言語を習得しているのだろうかなどとも思いながらの日々です。
通信講座を通して、さまざまな観点から日本語について考えられました。毎回添削をしていただきまして、本当にありがとうございました。いま現在はハンガリー在住ですが、イギリスで就労できるように頑張るか、もしくはコロナで1か月しかいられなかったオーストラリアへ再度渡るか、どちらにせよ日本語教師としての仕事をどこかでみつけられればいいなあと思っているので、職探しの方も頑張ろうと思います。

 英語で日本語を指導する間接法も学べる講座です

今後のとして海外での指導に当たることも記載して下さいましたが、通信で日本語教師養成講座では、英語で日本語を指導する間接法という指導スキルも勉強します。日本語教師養成講座では一般的に、日本語を日本語で指導する直接法を主に学ぶことが多いと思います。教員が常に日本語を使うことで、学習者さんが授業時間内で日本語に触れる時間が長くなり、早く上達できるなどが理由としてあげられます。一方で、本当に日本語を勉強し始めたばかりの方に日本語だけで指導をして理解を深めるというのもなかなか難しいのが実情です。日本でも外国語を学習する時に、学習者の母国語など精通している言葉でまずは学ぶという方法もあります。それは日本語指導でも同じで、日本語以外の言葉で日本語を指導する間接法を用いることで、本当に日本語ビギナーの学習者さんが早く日本語に慣れる機会を提供できたり、より理解が深まる、興味を示してもらえ高いモチベーションを維持できるというようなメリットがあげられます。通信で日本語教師養成講座420時間では英語で日本語を教える間接法と、多くの日本語教育機関で採用されている日本語で日本語を指導する直接法の両方を学べるカリキュラムとなっていますので、幅広い学習者の希望に応えられる日本語教師になれるのではないでしょうか。
講座の受講は学校のオリジナル教材を用いて進めますが、この教材も英語で記載されている物、日本語の物の両方がお手元に届きます。そのため、この通信で日本語教師養成講座は、これから海外やオンラインで間接法を用いて日本語を教えたいと思われている方、英語を用いて日本語を指導する方法を身に付けられたい方、既に資格をお持ちでこれから指導の幅を広げたいと思われている方等におすすめです。

日本語教育に興味をお持ちの方、日本語教師資格の取得方法に悩まれている方、通信で日本語教師養成講座に何かご不明な点がある方、お気軽にお問合せください!11月に入りましたが、まだ年内の受講開始間に合います。

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通信で日本語教師養成講座420時間

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