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今月のインタビュー  滝井未来さん

 
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日本語教師ネットワークでは、日本語教師に関連する全ての人・団体・機関に、これから日本語教師を目指す人、体験する人へ少しでもお役に立てるような興味深いインタビューを行っています。聞いてみたい内容、聞いてみたい団体・人などございましたら、お気軽にリクエスト下さい。

 
滝井未来  さん 
(2005年5月から、タイ国立マヒドン大学附属高校で日本語専任教師ご参加)

滝井さんはかつてJICA海外派遣により、南太平洋のマーシャル諸島にて2年間日本語教師としてご活躍されていたが、ご帰国後も日本語教師として海外で活動する希望を持ち続け、数多くの応募の中から選考の結果、この5月よりタイ・国立マヒドン大学附属高校での日本語専任教師として赴任する事が決定した。
今月のインタビューではタイへのご出発を直前に控えた滝井さんに聞いてみた

■□
■■ 「もう一回日本語教師でがんばってみたい!」

 

マーシャル諸島で活動を終えられて日本でお仕事をされていた滝井さんだったが、それが落ち着いてくるとまた海外で日本語教師をやりたいと考えるようになったと言う。

  「私の場合は純粋に海外が好きで、それも旅行という滞在の仕方ではなく、仕事をしてみたいという気持ちでした。それが「日本語教師」という手段でもあり、人と接することが好きなのでこの仕事も「自分に向いているのかな・・・」という感じですね。
  日本語教師としてマーシャル諸島という国に住んでいた時は本当に大変でしたが、終わってみると貴重な体験をしたと同時に、色々な意味で自分自身の考え方、価値観が変ったように思いました。
  日本に帰国して2年強が経ち、日本の生活にも慣れて仕事もそれなりにこなしてはいたのですが、仕事がお休みの時にマーシャルに「里帰り」した時に、またもう一度海外で日本語教師として頑張ってみたいという気持ちになり、今回の応募に至りました」

■□
■■ 初めての国「タイ」への赴任

 

これまでタイ渡航歴は一度もなかった滝井さん。なぜタイを選ばれたのだろうか。
  「タイにこだわっていた訳ではありませんが、いくつか考えた中で最終的にタイという国を選んだのは、タイを訪れた人がほぼみんな『いい国だ』と言っている事と、あとは日本企業の進出や音楽やアニメを通じてタイの人にとって興味もあり、日本語教育も少しずつ需要が伸びているのではないかと感じたからです。またタイという国自身にも興味がありました。また、親日的で気候も暖かいところ、また人がギスギスしていなくて住みやすいイメージがあります。出発を控えて、楽しみ8割、少しだけの不安2割という感じです」 。

  それでは、実際に派遣校ではどういった活動をしてみたいとお考えになっているのであろうか。
  「タイの高校では日本語は選択科目ということもあるので、まずは楽しんでもらって、日本が好きだと生徒達に思ってもらえればと思っています。語学を学ぶという事は簡単なことではなく、高いモチベーションが必要だと思います。それぞれの目的に見合った学習を行えればいいのでは?と私自身考えているので、ある程度任せてもらえるのであれば、ゲームなどもどんどん取り入れたり、日本の文化紹介も積極的に行うなどして、まず生徒と楽しむことを心がけていきたいと思っています。その中で生徒と一緒に授業で何を学んでいきたいかを決めて、それを元に自分ができる授業プランを考えていきたいですね」。

■□
■■ 日本語教師の資質として

マーシャル諸島で2年間日本語教師としてご活躍された滝井さん。赴任当初は初めてのご経験という事もあって戸惑われた事も多かったという。そんな経験を通じて「日本語教師として大切な事は何か?」という問いに対して、滝井さんはこう言う。
「難しい質問ですが・・やはり協調性があり、人の気持ちを考えられて人と接することが好きな人に向いているのではないかと考えます。語学の学習には向き不向きは少なからずあると思いますし、
生徒がうまく語学取得できない時にその気持ちを生徒の立場になって考える事ができ、また日本で外国人に日本語を教える場合にはその生徒が生活面で困っている時も相談に乗ってあげたり、時にはボランタリーな姿勢で仕事をしなければならないこともあると思います。そういう事が嫌いではない人が向いていて、また日本語教師に求められる資質のようにも思います」





マーシャル諸島では現地の
新聞にも紹介された


滝井さんはこのインタビューが実施された直後にタイ・バンコクに向けて出発されて、既に国立マヒドン大学附属高校に赴任されている。
  なんと6月にはタイ王室のシリキット王女が学校を拝謁されるそうで、日本語の先生として滝井さんにもパフォーマンスを行っていただく事になりそうだ。

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