日本語教師養成講座(通学・通信)とオーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス・アメリカ・ドイツ・タイ・台湾へ海外派遣 そして日本で世界で就職のサポート

2023年、今年もお世話になりありがとうございました。 2024年も引き続き宜しくお願いします、そしてどうぞよいお年をお迎えください。 尚、BBI日本語教師ネットワークは、2023年12月16日(土)〜2024年1月4日(木)まで年末年始のお休みを頂きます。 その間のお問合せ、お申込みは順次対応を致しますが、即日には対応ができませんので、余裕をもってご連絡ください。  連絡先: info@jt-network.com または お問合せ

日本語教師海外派遣プログラムの体験談 オーストラリア

オーストラリア編(長期)

AUS幼稚園ボランティア
> E.Hさん NEW
出来ることならもっといたい、そんな気持ちです
AUS幼稚園ボランティア
> 岩田真央さん NEW
すごくやりがいを感じることができました
AUS幼稚園ボランティア
> 淺野敬大さん NEW
将来はオーストラリアの小学校の先生になる!
AUS幼稚園ボランティア
> Y.Tさん NEW
こんなにローカルな体験が出来るのが醍醐味
AUS幼稚園ボランティア
> 伊東勇人さん NEW
全ての時間がとてもすばらしいものでした!
AUS幼稚園ボランティア
> 佐野克明さん NEW
学校が楽しくて充実した活動になった!
AUS幼稚園ボランティア
> S.Kさん NEW
とても内容の濃い一年でした!
AUS幼稚園ボランティア
> 安田和則さん
今まで経験したことのない海外生活に!
AUS幼稚園ボランティア
> 橘烽゚ぐみさん
生徒との距離が近く、毎日すごく楽しく働けた!
赤羽佑太さん
> 赤羽佑太さん
この世で一番幸せと言い切るほどの自信と幸せ!
斎藤妙美さん
> 斎藤妙美さん
生徒が上達していく姿を間近で感じられました!
臼井透江さん
> 臼井透江さん
培ったものは、かけがえのない人間関係です。
西岡夏海さん
> 西岡夏海さん
参加してよかった!本当にやったもん勝ちだ!!
辻口香苗さん
> 辻口香苗さん
オーストラリアでの時間と出会い全てが私の糧に!
重松理恵さん
> 重松理恵さん
毎回子供達が抱きついてきてくれた。
田渕麻美さん
> 田渕麻美さん
英語面、学校、ステイ生活、全てがよかった。
入部杏子さん
> 入部杏子さん
かわいい子供達との巡り合いで何倍も楽しく!
藤由紀子さん
> 藤由紀子さん
変化は2ヶ月目。英語が聞き取れるように。
島千春さん
> 島千春さん
生徒が計画してくれた「Farewell DVD」に感動。

オーストラリア編(短期)

T.Nさん
> T.Nさん NEW
この経験は日本でも外国の教育現場でも役立つ。
E.Hさん
> E.Hさん NEW
いろんな人にこの感動を味わってほしいです。
S.Eさん
> S.Eさん NEW
楽しそうに日本語を学ぶ生徒を見て嬉しくなった。
T.Yさん
> T.Yさん
自信を持って話すこと、積極的に動くことを学習。
新宅美玲さん
> 新宅美玲さん
素晴らしい学校で研修でき、本当によかった。
川口世津子さん
> 川口世津子さん
英語圏の国で日本語を教えるのが長年の夢。

 

オーストラリア編(長期)

オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / E.Hさん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 E.Hさん オーストラリア
プロフィール
社会人を経験後、2018年2月から2学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
・英語の環境にどっぷり浸かった生活を楽しむこと。学校の先生、生徒、ホームステイ先に恵まれとても楽しくあっという間に過ぎました。
・日本語に興味を持ってくれている生徒にもっと日本、日本語に興味を持ってもらうこと。少しでも生徒が感じてくれていたら嬉しいです。1学期延長することになった時のやったーっていう反応、今学期までだよって言った時のえぇーって言う反応が嬉しかったです。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア クインズランド州
学校の形態 キリスト教系 共学中高校
職員数/生徒数 約100人/約750人
私が教えた学年 Year7からYear12
1週間の平均授業数 22コマ
学校の様子 1986年に開校されたキリスト教系のセカンダリースクールです。外国語としてはイタリア語と日本語が学ばれている学校で、学生はどちらかの科目を選択して学習しています。およそ20年間に亘って日本語が教えられています。毎年、日本にある提携高校から2週間ほど学生を受け入れるなど、積極的に日本との交流を図っている学校です。また、スポーツ、音楽にも力を入れています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

楽しくて本当にあっという間の半年でした。
Year7から12の生徒の中には初めて勉強する生徒、好きで勉強している生徒、仕方なく勉強している生徒と様々で苦労することもありましたが、何か質問したら必ず反応してくれたり、いろいろ質問してくれたり、話してくれたり、生徒の素直さに何度も助けられました。たまに先生が会議やお休みの時に授業を任された時、最初はただただ不安でしたが、後半はこの日いないからよろしくと言われてもOK!と返せるようになりました。何かあったらいつでも来てねと言ってくれる周りの先生方のおかげで心にゆとりを持つことが出来たからだと思います。
最後の授業の日に「来年も続ける人?」と聞いた時たくさん手が上がり、続けないかなと思っていた生徒も続けると言ってくれたのは嬉しかったです。このプログラムに参加した理由の一つ、今、日本や日本語に興味を持ってくれている生徒にはもっと好きになってほしい。日本語を難しいと思っている生徒には、少しでも楽しいって思って欲しい。実際に続けるかは分かりませんが、今の段階で続けるという反応を見られて嬉しかったです。

もっと話せたらもっと生徒や先生とも会話が出来たのになと悔しい思いもありますが、最初は一回で聞き取れなかった会話も聞き返す回数が減り、何か可笑しい話を聞いても笑いにつられて笑っているだけで理解してなかったのが、言い返せるようになり、日を追うごとに楽しさが増し別れるのが本当に惜しいです。
元々1学期間だけの予定だったのを2学期間に延長することになり、それでもあっという間に過ぎてしまいました。出来ることならもっといたい、そんな気持ちです。出会ったみんな、学校の先生、生徒、毎週末のようにいろいろな場所に連れて行ってくれたホストファミリー、ステイの延長も即答で承諾してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。 現地の学校で働くという貴重な経験をさせて頂いて本当にありがとうございました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時30分 起床
7時00分 朝食 シリアル
7時45分 学校到着
8時45分〜9時30分 午前活動 Year9
9時30分〜10時15分 午前活動 Year8
10時15分〜11時00分 午前活動 Year8
11時30分〜12時15分 午前活動 Year11&12
12時15分〜13時00分 午前活動 Year11&12
13時00分 昼食 サンドイッチ、夕食の残り
13時45分〜14時30分 午後活動 空き時間
14時30分〜15時15分 午後活動 Year10
16時00分 家到着
16時00分〜19時00分 自由時間、パソコンで作業、子供たちと遊ぶなど
19時00分〜20時00分 夕食 肉・パスタなど
20時00分〜21時00分 リビングでテレビを見る
22時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
・ひらがな、漢字の書き方
・スピーキング、リスニングの練習
・日本文化の紹介(焼きそばを作ったり、パワーポイントを使って紹介したり)
質問授業を一人で任されましたか? Yes
先生が休みの日は代理の先生監督のもと、課題の続き、ひらがな、漢字の指導や日本文化の紹介等。 また、Year11と12は合同で授業を行っているので先生がYear11を教えている時、私は図書館でYear12にリスニング、スピーキングの練習や漢字を教えました。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか? Yes
Year8と9の遠足(日本食レストラン)、イタリア語のYear10とイタリアンレストラン、スイミングカーニバル、クロスカントリー、ミュージカル、オープンナイト(学校説明会)、Year8の社会の授業で折り紙、侍についてのプレゼン。
質問派遣地はどんなところでしたか?
夏(雨季)は暑く少しでも外にいると、焼けているな〜と感じるほど暑いかと思えばいきなり大雨が降る日が続きました。 冬(乾季)になると朝晩が冷えて羽織りが必要ですが日中は最高27℃あるので半袖でも過ごせます。 またどこに行くのもラフな服装で私も学校以外は基本ビーサンで過ごしていました。 気候も暖かいですし、人も優しくフレンドリーです。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
旅行ではなく留学で海外に行きたいと思った時、カナダへ語学学校に行ったことがあるので今回は何か違うことをしたいと思っていました。また以前から日本語を教えることに興味があったため。オーストラリアを選んだ理由は日本語教育に力を入れているのを知っていたのと、暖かい所に行きたかったからです。
質問生活費は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
・ホームステイ代週$150
・外食(1回につき$15〜20)、その他映画などの娯楽代
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
日本帰国後、どのような職に就くかまだ決めていません。 ただ、児童英語教師や、(近い将来じゃないかもしれないが)日本語を教える機会があれば今回の経験を活かしたいです。
派遣先のケアンズに住みケアンズの良さを知り絶対に帰ってきたい場所になりました。また戻ってくるまで英語の接点を切らさないで勉強し続けたいと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
最初、テレビドラマは視覚を頼りになんとなく理解していたのが後半はちゃんと聞き取って理解するようになったのかな。と思うのと、先生同士の会話にも混じって話せるようになりました。 オーストラリア英語(発音、単語、よく使う表現)を多く学ぶことが出来ました。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
時間がある人は日本にいる間、いろいろな場所やイベントに行くと良いと思います。 今はネットで何でも調べられますが、自分で見た、体験したという方が話しやすいと思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
とても良かったです。正直、現地校に行くより研修の模擬授業が一番不安でした。いろいろなアドバイスも貰い、授業をやり切ったことで、「(良い意味で)まっ何とかなるか」と言う気持ちで派遣地に行くことが出来ました。またマンスリーレポートでみんなの様子を見られて良かったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 岩田真央さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 岩田真央さん オーストラリア
プロフィール
大学在学中、2017年7月から3学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
オーストラリアの学校での日本語教育を知ること、自身の日本語教育の理解を深め日本語の指導や授業のスキルを養うこと、英語力の向上を主な目的としていました。 どの項目でも、たくさん吸収することがあり、プログラム参加前より伸びた部分が多いですが、まだまだ向上の余地はあったと思います!
  • 日本語教師の資格・・・日本語教師養成講座修了
  • プログラムの満足度は・・・ 80点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ヴィクトリア州
学校の形態 キリスト教系私立共学一貫校(幼稚園・小・中・高校)
職員数/生徒数 約50人/約600人
私が教えた学年 1年生から6年生と10年生
1週間の平均授業数 23時間
学校の様子 2つのキャンパスがあります。派遣校はメルボルン市内からは車で約2時間ほどの距離になり、2002年に開講された新しいキャンパスで日本語が必修で教えられている非常に日本語教育が熱心な学校です。生徒数は両キャンパス合わせるとおよそ1600人ですが、派遣校ではおよそ600人の生徒が学習をしています。ビクトリア州の中でもとても優秀な成績を収めている学校です。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

このプログラムが終わって、特に印象に残っているのは、ホームステイの経験と、児童・生徒との交流です。この2つは、日々感じること、考えさせられることが多く、楽しかったことも悩んだことも全部体験してよかったな、と思っています。また滞在中自分がいたコミュニティの中での出会いも素晴らしいものでした。

まず一つ目のホームステイですが、これは人生で初めての経験でした。ステイ先では、ホストファミリーがどう生活しているのか、そのほぼ全てを見ることができるので、特に文化の違いを感じる場所でした。同じ様にホストファミリーも、私の生活を見て文化の違いを感じていたと思います。生活や文化の違いで困ったり、面白く感じたり、こんな文化が日本にあったら良いな、とか、改めて日本って良いな、とか、常に何かを感じて過ごしていました。それは、ホームステイをして外国の人の生活を長期間体験してみない限り気づかないことなので、自分の視野を広げるすごく貴重な経験でした。お世話になったホストファミリーと、とてもよい関係を築けたことも誇りです。家族の一員だよ、と言ってくれて、またいつでも帰っておいで、と待ってくれている別の家族を持てたことも、自分の人生の中でのとても素敵な出会いでした。トララルゴンでは、ランニングトレーニングにも混ぜてもらい、走ることを始めました。真面目にランニングトレーニングをするのは初めてでしたが、コミュニティの中で多くの人と知り合って励ましあい、アドバイスをもらいながら練習ができたおかげで10キロや15キロのマラソン大会にも出場することができました。まさか日本語を教える以外に、自分が時間とエネルギーを注いで続けられるものができるとは思っていませんでしたが、トララルゴンの自然と人々の優しさや明るさをいつも実感しながら、目標を作って何かに熱中し、これからも続けていきたいと思えるような経験ができたことも、このプログラムに参加したからこそ得られたものだと思っています。

児童・生徒との交流は、一番悩み、一番楽しませてもらいました。一番悩んだのは、授業に参加しないやる気のないような生徒に関わる時で、一番楽しかったのは、そんな生徒たちが振り向いてくれた瞬間や、彼らが嬉しい言葉をかけてくれたり、何かプレゼントをくれたりした時でした。日本でも教育実習やボランティア等で、児童・生徒と交流していましたが、オーストラリアの子どもたちと交流する時は、文化や言語の壁もあり、なかなか上手くいかないと感じることが多かったです。それでもアシスタントとして、年齢も立場も他の先生方よりは、生徒に近い存在だったので、すれ違うと声をかけてくれたり、先生方には言えない悩み事や勉強のことまで、色々な事を話してくれたりする生徒がたくさんいました。自分がこの子たちの力になれていると感じる瞬間も時間が経つごとに増えていき、すごくやりがいを感じることができました。特に自分は、将来教員になりたいと思っているので、日本ではできないここでの経験が、教員としてのスキルに生かされるのではないかと思います。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時30分 朝食 クランペット
7時40分 学校到着
9時00分〜9時50分 午前活動 6年生 ひらがな、自己紹介
9時50分〜10時40分 午前活動 7年生 曜日、月、行事
11時30分〜12時30分 午前活動 2年生 ひらがな、好きなもの、好きな事を紹介する
12時30分〜13時30分 午前活動 4年生 ひらがな、感情を表現する
13時30分 昼食 ラップ
14時20分〜15時20分 午後活動 1年生 ひらがな、おりがみ、数字
15時45分 家到着
15時45分〜17時30分 ステイ先の子どもと遊んだり、宿題を見てあげたりする
17時30分〜20時00分 トララルゴンのランニングクラブでランニングをする
20時15分 夕食 ステーキ
22時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
折り紙、歌、ひらがなや文法の導入・解説・復習
質問授業を一人で任されましたか? Yes
1年生から6年生と10年生の授業を任されました。 小学生はひらがなを中心に、10年生は新しい文法を導入と、既習の文法の復習をしました。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか? Yes
スイミングカーニバルやアスレチック等の学校全体の行事。
質問派遣地はどんなところでしたか?
メルボルンから3時間弱はなれたトララルゴンという地域で約半年間活動しました。最初は、大都市から離れていて、見渡す限り牧場が広がり、そこら中に羊や牛、馬がいるところだったので、田舎だなあという印象が強かったのですが、生活するにつれて、メルボルンから離れている割には、ショッピングセンターや映画館、カフェ、レストランなどは全てあるし、大きな電力発電所や製紙工場などがあり、周りの地域の中では比較的大きくてメインの都市となっていることが分かりました。
大都市のようにごみごみしていないのに、田舎のように不便なこともなく、自然に囲まれて、のびのびと生活できる素敵な所です。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
以前オーストラリアに留学したことがあり、知り合いもいたので、オーストラリアを選びました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
2つのホストファミリーの家に滞在しました。 1軒目は、1ヶ月で4万円程。
2軒目はホストファミリーのご厚意でステイ代は払わなくて良いと言ってくださいました。なので、ほとんど生活費はかかっていません。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
日本で教員を目指しているので、この経験を日本の子どもたちの学びに生かしていきたいです。
自分がオーストラリアで感じた言語や文化の違いをもとに、日本の文化や日本語の理解を深めて、良さを知ってもらうとともに、異文化に目をむけ、寛容になってもらいたいです。
また、日本の子どもたちが、海外の子どもたちと交流する機会を設け、小学校の英語教育や外国人児童の日本語教育、海外の児童・生徒の日本語教育にも貢献していきたいです。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
語彙の量がすごく増えました。 出発前は、言いたいことを簡単な英語でなんとか説明できるくらいでしたが、今はもっと具体的に説明できるようになったと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
外国人が面白い、興味深いと思う日本の文化や日本語など、インターネット等にたくさん載っています。そのような話題をネタとしてもっていると、生徒や現地の方の日本への興味を引き出したり、コミュニケーションの機会になったりするので、役立つと思います。きっと日本について聞かれることも多く、それらがヒントになることもあるので、ぜひ目を通し、できればそれらを英語で説明できるようにすると、自分自身の日本や日本語への理解も深まるし、現地の人と一歩進んだコミュニケーションができると思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 淺野敬大さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 淺野敬大さん オーストラリア
プロフィール
大学在学中、2017年5月から3学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
進路を決める前に、自分が教員に向いているのか、だとしたらどの学年があっているのか経験を通して知りたかった。実際に経験してみて、教員としての自分の計り知れない可能性が見えてきて、かつ小学校が一番自分に合っていることがわかりました。実際に経験するってすごいんですね。将来はオーストラリアの小学校の先生になろうと決めました。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 200点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア サウスオーストラリア州
学校の形態 私立共学小・中学校 キリスト教系
職員数/生徒数 50人/440人
私が教えた学年 幼稚園から高校3年生
1週間の平均授業数 30コマ
学校の様子 幼稚園からYear10までの学年に、15年以上に亘って日本語が教えられています。アシスタントの方には担任の先生のアシスタントをして頂いています。日本語のクラスでは、日本語の発音や書く練習、また日本の最近の文化紹介や音楽、スポーツなどの様々なアクティビティーにご協力いただきます。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

日本に帰らなければならない日が近づいてきた。別れがつらい。こんなにも多くの友達ができたんだ。こんなにも多くの人が自分のことを必要としてくれているんだ。ここで、私が残してたきたものは、こんなにも大きかったのか。

ここでの生活は大きな挑戦とともにスタートした。日本語の先生から自己紹介を頼まれていた。私はてっきりクラスでの自己紹介だと思ってたけど、なんと全校集会でだった。幼稚園生から高校生までの生徒と先生たちでいっぱいになった体育館。私は、緊張で倒れそうだった。私の不安はただ一つ、「外国人の私を生徒は快く受け入れてくれるのか」。マイクの前に立つ。もうやるしかない。思い切って、「こんにちは」との一声で自己紹介を始めた。あとは自分の素直な思いを。「私たち、一人ひとりは生まれながらに、無限の可能性をもっているんだ。それを引き出すには勇気を出して挑戦すること。私は、こうやって勇気を出して、日本語を教えるためにオーストラリアに来ました。勇気を出していろいろなことに挑戦してください。」と自信をもって話すことができた。どれだけ理解してもらえたかはわからないけど、私の思いは子供の心に届いたはず。集会の後、校庭で、一人の生徒が「日本語を教えに来てくれてありがとう」とちょっと恥ずかしそうに、でも満面の笑みで言ってくれた。その一言で私の不安は消えた、「子供たちは私を受け入れてくれる、大丈夫だ。」。ほかの子供たちも皆、私に好意を寄せて、やさしくしてくれた。

こうして始まった学校生活、毎日全力で子供に向かっていった。しばらくは、学校が終わると疲れ果てて、学校から帰るとベットに直行、週末も休息に使っていた。子供に全部エネルギーをもっていかれる。私はてっきり、元気な子供たちから毎日元気をもらえるのかと思ったのに。小学校の先生って大変なんですね。 ある時から、休み時間に小学生とサッカーをするようになった。一緒に遊んでいるうちに、子供たちと心が通じ合うのが分かった。サッカーを始めた後の日本語の授業。一緒にサッカーをしている子供たちのやる気が前回と全然違うことにビックリ。子供と遊ぶことって大事なんですね。一回遊ぶだけで、心が通じ合う。心が通じ合うと、授業でのやる気が変わってくる。

授業で、与えられたタスクをやろうとしない一人の生徒。私はその子にサポートをして、少しずつタスクをこなしてもらった。だんだんと私のサポート無しでも、タスクをするようになり、最後の方は、何も言わなくてもタスクをするように。やらないことを頭ごなしに注意するんでなく、しっかり子供と向き合っていけば、必ず変わっていくとの実感がつかめました。

学校を去る最後の週、一度も話したことない子供まで「日本に帰らないで、なんで帰らなきゃいけないの」と言ってくれて、幸せな気持ちでいっぱいになりました。全力で子供に向かっていった日々。涙を流した日々もあったけど、子供の幸せに大きな大きな貢献ができたんだ。ここでの苦労はすべて輝かしい思い出となって私と子供たちを照らしている。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時30分 起床
7時00分 朝食 シリアルやトーストやパンなど
8時10分 学校到着
9時00分〜9時45分 午前活動 Japanese (Senior school)
10時30分〜11時15分 午前活動 Japanese (Senior school)
11時35分〜12時20分 午前活動 Japanese (elementary school)
12時20分〜13時05分 午前活動 Japanese (elementary school)
13時05分〜13時45分 昼食 サンドイッチ
13時45分〜14時30分 午後活動 Japanese (Senior school)
14時30分〜15時15分 午後活動 Japanese (Senior school)
15時30分 帰宅
15時45分〜16時30分 海に行く
17時00分〜18時30分 子供と遊ぶ
18時30分 夕食 ステーキ、マッシュポテト、温野菜
19時30分〜21時30分 子供と遊ぶ
22時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
庭をデザインする授業、絵本を使っての学び(腹ペコ青虫、ウォンバットシチュー、浦島太郎、桃太郎、したきりすずめ)、日本文化を学ぶ授業(子供の日、ひな祭り、俳句、日本のおもちゃ、KAWAII文化)
質問授業を一人で任されましたか? No
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか?
Disco party, language exchange meeting, lantern festival, night on the green
質問派遣地はどんなところでしたか?
とても静かな港町、海が近くにあって波が穏やかな場所は底が見えるほどきれい、夜には満点の星空、天の川がくっきり見えるほど空気がきれい、一日一回は晴れるので気持ちも晴れ晴れする、夏は暑いけどからっとしていてビールが最高にうまい、過ごしやすさは990点満点
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
1.将来の進路を決める前に教える経験をしたかったから。日本語教師に興味があったから。田舎で英語力を磨きたいと思ったから。
2.子供の頃からオーストラリアへのあこがれがあったから。自然が大好きだから。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
参加前にしておけばよかったことは、もっと日本に興味をもって、日本の文化を好きになること。日本語の先生に必要なのは、日本の文化をとにかく好きになることだと実感しました
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
6500ドル
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
まず今年は、教育を通してどのように子供の一生涯の幸せを実現するかについての論文を書きますが、今回のこの経験を活かしきっていこうと思います。また、今回の経験で、友達作りが上手になったので、どんどん人に話しかけてつながっていこうと思います
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
ライティングとリーディングの力はもともとあったので極端な伸びはなかったですが、特にリスニングとスピーキングは格段に上達しました。英語の独特のリズムが身に着けられたことは大きな財産です。このリズムを身に着けるのが英語学習で一番難しいことでした。あとは、発音がしっかりできるようになれば完璧です
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
参加前にしておくべきことはとにかく英語に触れる機会を作っておくこと。英語には独特のリズムと音階があり、日本語とはかけ離れていると思います。日本語のリズムと音階でいくら英語を話しても上達は難しいと思います。映画を見たり、ラジオを聴いたりして、少しでも英語の独自の音色に触れておくことで、参加後の英語力の伸びが全然違うと思います。ネットフリックスはかなりおすすめですよ
質問現地サポートはいかがでしたか?
とても良かったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / Y.Tさん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 Y.Tさん オーストラリア
プロフィール
社会人を経験後、2017年7月から1学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
このプログラムに参加した目的は、日本語教師としての可能性はあるか見出したいと思ったからでした。実際アシスタントとして生徒に日本語を教えてみて、説明したいのにうまく伝えられないもどかしさや難しさは感じましたが、それ以上に生徒が一生懸命日本語を学んでいる姿をみて私も励まされ、しっかり答えられるようになりたいと思いました。日本語教師としての素質があるかは分かりませんが、自国の言葉を学んでくれている外国の人々の役に立てるよう、これから勉強していきたいと考えています。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア クインズランド州
学校の形態 カトリック系セカンダリー
職員数/生徒数 120人/1200人
私が教えた学年 Year7,10,11,12
1週間の平均授業数 12コマ
学校の様子 日本語教育が30年間以上教えられており、熱心に日本語の授業に取り組んでいます。日本語でのコミュニケーション能力の向上や日本文化の紹介等に力を入れています。学校には日本語の先生としてオーストラリア人教師のRenae先生がいらっしゃいます。学校での活動では教材作成のお手伝い、日本語会話の練習、文化体験、日本訪問グループなどのお手伝いをして頂きます。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

私が今回派遣された学校でまず驚いたのが、校舎のロケーションの美しさと、設備のよさ、生徒ひとりひとりがノートパソコンを持っている事です。今の日本の学校がどうか実際には分かりませんが、オーストラリアの学校はシステムが進んでいるのではないかと思います。先生はホームルームで出欠をパソコンで取り、今日はどの生徒がお休みか、どのクラスでも把握出来ることや、生徒の学習状況を知れたり、生徒とのやりとりは学校のメールアドレスを使っていたり、とかなりハイテクでした。校舎は川沿いに建っていて毎日川がキラキラ光る様子を眺められました。お昼は売店のICカードで好きなランチを買って食べる事も出来、とても幸せな環境だったと思います。生徒はみんな女の子で、明るくて気さくな子たちばかりでした。

日本語の先生はレネー先生・ティーガン先生と二人いましたが、私はレネー先生と一緒にYear7,Year10,11,12の日本語の授業に参加させてもらいました。生徒が日本語を一生懸命学ぶ姿はとても可愛くて、嬉しかったです。日本語の授業は、学んだことをすぐ活かせるように文法パターンを学習後、アクティビティを必ず行っていました。日本での英語の授業ではあまりないので面白かったです。特に面白いと感じたアクティビティは、「ポケモンGO」で、Year10 のクラスで「こそあど」を定着させるためのものでした。学校の様々な場所にポケモンの紙を張り、生徒がどこに何のポケモンがいるか探検するゲームです。こういったアクティビティは生徒たちも白熱してやっていたので、授業ではいかに楽しく、飽きさせないかが本当に大切だと感じました。

授業で大変だった事は、伝えたいのにうまく伝えられず、もどかしい思いをした時です。ライティングの添削を生徒の前で一緒にしている時に、助詞の間違いがあり指摘したかったのですが英語でどう説明していいか分からず「こういうもの」と伝えてしまったことがありました。その時にこれでは駄目だと思い、先生からもらった助詞のプリントと、インターネットを参考に、自分なりに分かりやすくまとめた助詞のプリントを作成しました。これで助詞の間違いを指摘する時に、このプリントを使いながら伝えることで、分かりやすい説明をする事が出来るようになったのでは、と思います。

一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時15分 起床
6時45分 朝食 シリアルorトースト バナナ、いちご
7時35分 学校到着
8時20分〜8時30分 午前活動 全教員集合、礼拝、ミーティング
8時30分〜8時45分 午前活動 ホームルーム
9時40分〜10時30分 午前活動 10年生授業
10時30分〜10時50分 中休み(Morning Tea)
10時55分〜12時30分 午前活動 7年生授業
12時30分 昼食 学校の売店で、サンドウィッチやサラダ、バーガーなど
13時20分〜14時15分 午後活動 12年生授業
17時30分 帰宅
18時30分 夕食 ステーキ、チキン、マッシュポテト、たまにTAKE AWAY
21時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
日本の買い物事情(デパート・コンビニ・百円ショップなど)、エレベーターガール、日本のアコモデーション(旅館、カプセルホテル、民宿など)、オーストラリアの観光紹介、自己紹介、好きなもの・好きじゃないもの、ひらがな、漢字。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
日本語のオノマトペが面白いので紹介したい、と伝えたところ派遣されてからだいたい1ヶ月が経った頃にYear10の100分授業の一部(45分くらい)を任されました。最初にいくつかのオノマトペ(ひらひら、キラキラ、ドキドキなど)を紹介して、その後日本の漫画からオノマトペを探して意味を考えてもらう、という流れでやりました。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか?
学校でカルチャーウィークというものがあり、中国、ドイツ、日本、アボリジニの文化を体験するイベントが各国1日ずつありました。私は日本のイベントの準備とアボリジニのアートの体験をしました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
冬の7、8月は、学校が川辺にあったので朝と夕方の風は冷たかったです。ただ日差しは強く、昼間はジャケットやアウターは必要ありませんでした。8月の後半になると30度を超える日もあり、半袖で過ごせます。9月になると春で、毎日25度は超えました。冬、春を経験してみて、とても過ごしやすいところだと感じています。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
以前から日本語教育に興味があり、海外でただ英語を勉強するだけではつまらないと感じたのでこのプログラムに参加しました。オーストラリアは学生のときにホームステイをした事があったのと、のんびり過ごしたり、自然に囲まれていたいと思ったので選びました。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
参加前にクラスルームイングリッシュを少しでも身につけておいたら、授業中に生徒ともっとスムーズにコミュニケーションを取れたり、いざ授業を任された時も円滑に進められたのではないかと思います。 また、授業中に生徒からライティングなどの質問を受けた時、助詞を指摘する事が多いのですが、なぜここは「に」なのか等、簡単に英語で説明できると生徒にとって分かりやすいと思いました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム費、渡航費は含めていません。
食費は外食しない限りほとんどかからず、3000円くらい。他雑費、交通費で1万円ほど。 ホームステイ代が週150ドル×8週間で10万くらい。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
ネイティブ同士のコミュニケーションの取り方は日本人にあまりないものでとても勉強になりました。ここでは必ず元気?○○どうだった?という掛け合いや、ホームルームで誕生日の子をケーキで皆で祝うなど、気持ちを伝え合うことを大切にしているので先生や生徒の関係も良いのだと感じました。こういったローカルな場所にいたからこそ、より深く知る事が出来ました。また、生徒にどう伝えたらわかりやすいか、どう話しかければ答えてくれるか等、生徒とのコミュニケーション方法をレネー先生から学ぶことが出来たので、将来日本語教育に携わった時に活かしていきたいです。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
出発前と現在では、リスニングとスピーキング力が上がったと思います。リスニングは先生や先生同士の会話が早くて聞き取れず苦戦していましたが、今も全部分かる訳ではありませんが、以前より理解力がアップしたと感じます。スピーキングでは話したいこと、聞きたいことを前はよく考えてからでないと出てこなかったのですが、今はすぐ言いたい事が頭に浮かぶ事が多くなりました。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
特に私のように指導経験がない場合、簡単なフレーズでいいのでクラスルームイングリッシュを身につけておくといいと思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
マンスリーレポートは他のアシスタントの方のものも見れて、とても参考になりました。 派遣前の研修では、英語講座が特にためになったと感じます。もっと英語講座に時間を取れればと思いました。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 伊東勇人さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 伊東勇人さん オーストラリア
プロフィール
大学院の人文科学研究科に在籍中、2017年2月から2学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
以前このプログラムに参加した友人から紹介してもらったのがきっかけです。また、教えることが好きなので、オーストラリアの文化を経験したり、英語を勉強したりしながら日本語を教えることができるこのプログラムは自分にとって最適だと思い選びました。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ヴィクトリア州 メルボルン
地域の人口 約14,000人
学校の形態 私立共学中・高校
職員数/生徒数 120人/1500人
私が教えた学年 中学1年生から高校3年生まで
1週間の平均授業数 27コマ
学校の様子 1975年に若い女性達のために設立されましたがその後継続的に拡大され、現在はヤラバレーやメルボルンの東から約1500人の生徒が通っている共学のカトリック系のセカンダリーです。学校は個々の精神を大事にし、最初の授業では自由の精神、愛と慈悲を学びます。お昼休み前(3−4分前)に校長先生のお祈りの言葉があり、胸の前で十字架を作りお祈りし、学期の始まりと終わり、(例外的に途中)には全校礼拝があります。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

約半年間、ここまで充実した生活を送ることができるとは思っていませんでした。学校の同僚、生徒、ホストファミリー、友達と過ごした全ての時間はとてもすばらしいものでした。
学校で授業をする時間はとても楽しくて、休日家でゆっくりしているときも早く学校に行きたいと思うほどでした。もちろん最初は授業の進め方、日本語の文法、学校の雰囲気などに慣れるのに大変でしたが、学校の同僚や生徒たちはとても優しくて、困ることはほとんどありませんでした。基本的には高校1、2年生の授業をみることが多かったので、特にそのクラスの生徒たちには思い入れが強く、別れるのがとても寂しいです。また、仲良くしてくれた先生方とも一緒にご飯を食べに行ったり、学校外でも一緒に活動することが多かったのでとても感謝しています。
ホストファミリーに関しては、それぞれのTermで異なる家族とステイしました。どちらのステイ先でも不自由なく快適に過ごすことができ、とても良かったです。特に最初のステイ先はとてもフレンドリーで、メルボルン周辺の色々なところに連れて行ってくれました。
課外活動の大半はフットサルが占めていたのではないかと思います。同僚の紹介でフットサルをはじめ、最終的には4つのチームを掛け持ちしながら週4でプレーしていました。やはり同じ趣味を持っている人とは話が合うので、フットサルを通じてたくさんのつながりができました。
一日中働いて、放課後も生徒の課題のチェックや教材作成をし、夜はフットサルと毎日疲れて帰ってきていましたが、それだけ充実していて、本当に楽しい時間を過ごすことができました。オーストラリアを離れるのはとても寂しいですが、また休暇などを利用して遊びに来たいと思います。
最後に、これほどまでに素晴らしい経験をする機会を与えてくださったBBIの皆様、自分のやりたいことに理解を示して送り出してくれた家族、現地でよくしてくださった全ての方々に感謝したいです。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時10分 朝食 シリアル、ヨーグルト
8時30分 学校到着
9時00分〜9時50分 午前活動 1時間目:高3と個別の会話練習
9時50分〜10時40分 午前活動 2時間目:高3と個別の会話練習
10時40分〜11時05分 休み時間 軽食、休憩
11時05分〜11時55分 午前活動 3時間目:高2、3年生合同授業のアシスタント
11時55分〜12時45分 午前活動 4時間目:中3の授業アシスタント
12時45分 昼食 サンドイッチ
13時35分〜14時25分 午後活動 5時間目:高3との個別の会話練習
14時25分〜15時15分 午後活動 6時間目:中2の授業のアシスタント
15時15分 帰宅
16時30分〜18時00分 高校生の作文添削、宿題チェックなど
18時00分〜 地域のクラブでフットサル
19時30分 夕食 ソーセージ、パスタ、サラダなど
20時〜 勉強や自分の好きなことをする時間
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
授業のアシスタントの際は、文章の音読をしたり、生徒の質問に答えたりしました。またスピーキングの練習を生徒とすることもありました。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
高2、3年生との個別授業は一人で任されました。主に試験に向けた会話練習や、既習文法の復習、授業のフォローアップなどをしました。それぞれの生徒のレベルに合わせて、弱点を補なえるような授業構成をしました。全ての授業のうちの3分の1以上がこの個別授業でした。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか?
アスレチックカーニバルという、日本でいう運動会のようなイベントに参加しました。生徒たちの活躍を見守るほかに、先生のグループとしてリレーを走りました。また、毎週金曜日の昼休みには折り紙クラブにも参加して、生徒たちと一緒に折り紙でつるを作りました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
少し町から出れば、ヤラバレーの美しい景色が広がるすてきなところでした。個人的には田舎が好きなのでとても過ごしやすかったです。電車で一時間ほどでメルボルンに行けるので、買い物をするにも困ることはありませんでした。また住んでいたリリーデールには日本人がほとんどおらず、英語の環境にどっぷりつかれたのはとても良かったです。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
このプログラムの一番の目的は、英語が自然と話せるようになり、ネイティブの感覚を少しでも身につけることでした。実際に英語はプログラムに参加する前と比べてかなり伸びたと思います。特に、言いたいことを日本語から英語に訳すのではなく、英語のまま考えて言葉にすることができるようになりました。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
参加する前に日本の写真をもっと撮っておけばよかったと思います。例えば自分の家の写真や、お寺や神社など日本の伝統的なものは授業の中でも触れるので、その時に実際の写真があると生徒も興味を示してくれると思います。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム費、渡航費は含めていません。
ホームステイ費用が月に約250ドルで、5か月分で約1250ドル。それ以外には、買い物や旅行などでお金を使いましたが、食費に関しては、基本的にステイ先で食べるので、ほとんどかかりませんでした。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
これから日本で英語の教師になろうと思っているので、英語力に関してはもちろん、英語と日本語を比較しながら生徒に日本語を教えた経験は間違いなく活かすことができると思います。また、英語を教えるときにも、ただ文法を教えるのではなく、どういうシチュエーションでどういった表現が使われるのかも伝えることができるだろうし、オーストラリアの文化についても教えることで、生徒により英語を学んでみたいという気持ちを持ってもらえたらいいと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
日本で英語を勉強しているときには知らなかった表現をたくさん耳にすることができ、会話をするときの語彙や表現が増えたように感じます。日本で文法は勉強してきましたが、実際に話そうとすると、なかなか言葉にするのは難しいです。半年間オーストラリアで過ごして、聞く力はもちろん、自分の考えを英語で伝える力がかなり伸びたと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
まずはプログラムに参加するという一歩を踏み出すこと!後はどうにでもなると思います。困ったことがあれば誰かに助けを求めることも生き抜くうえでは重要だと感じました。
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。滞在中に特にトラブルがなかったので、サポートを受けること自体はほとんどありませんでしたが、何か困ったことがあれば気軽に助けを求められる環境でしたので、安心して生活することができました。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 佐野克明さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 安田和則さん オーストラリア
プロフィール
大学院英語学専攻に在籍中、2017年1月から2学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
英語力の向上(特にスピーキング)、海外の教育現場を見るの二点でした。二点とも自分なりに満足のいく成果を得られたと思います。もちろん課題もありますが、これからも楽しみながら勉強していきます
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア SA州 アデレード(Adelaide)(空港から学校までおよそ85km)
地域の人口 約2,400人
学校の形態 私立共学一貫校(小・中・高校) キリスト教系(英国国教会)
職員数/生徒数 100人/900人
私が教えた学年 Receptionからyear12まで
1週間の平均授業数 34コマ
学校の様子 20年以上に亘って日本語が教えられています。また対象は小学校準備学級からYear12までです。準備学級や小学校低学年中学年では、楽しみながら日本の文化と日本語に親しむ授業が多くyear5、6からひらがなを教えはじめ、year7ぐらいから本格的に文法を学ぶようになります。この学校ではこれまで多くのアシスタント教師を受け入れていらっしゃいます。また、この学校はキャンパスが2つありますがVictor Harbor campus では、year7からyear12(13歳から18歳)まで、Goolwa campusでは、year1からyear9(5歳から15歳)までの生徒たちに日本語の授業を行っております。また、キャンパスが二つあり、日本語の先生も4人いらっしゃいます。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

シドニー研修の時からオーストラリアの人の温かさに触れて問題なく過ごしていけるなと感じていましたが、滞在先の人々はそれ以上に温かかったです。日本語の先生夫妻には非常にお世話になりました。奥さんは母の様に私の事を気に掛けてくれました。元気がないと思ったらすぐに声を掛けてくれて話をたくさん聞いてくれました。ご主人は授業でたくさんの役割を与えてくれました。そのおかげで、生徒との距離が縮まったと思います。最後の授業で生徒の皆からの質問に答えていたのですが、英語が初めに来た時よりビューティフルになったねと言われて嬉しかったです。生徒たちも本当にそうだねと同意してくれました。お世辞かもしれませんが(笑)。学校での活動が楽しくてホリデー期間が長すぎるなと休暇中思っていました。それ程充実した活動になったということだと思います。
週末や休暇中はキャンプにいったり、オーストラリアフットボールの試合を見に行ったり、ホストブラザーとバスケをしたりしました。この留学を通して間違いなくバスケが上手くなったと思います。色々な所に連れて行ってくださったホストファミリーには感謝です。
派遣校の先生方は皆さんフレンドリーで仲良くしてくださいました。月曜日には週末何をしたのか必ず聞いてくれましたし、特に仲良くなった先生方とは金曜日の仕事終わりに近くのバーに飲みに行っていました。気晴らしに最高でしたし、為になる話をたくさん聞かせていただきました。ここで出会った人々、ヴィクターハーバーは私にとって一生の宝になると思います。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時20分 朝食 トーストなど
8時20分 学校到着
9時00分〜10時20分 午前活動 オーラルプラクティス(マンツーマン)、日記等の確認
10時35分〜11時55分 午前活動 平仮名の練習など、オーラルプラクティス(2チームに分かれて)
12時05分〜13時25分 午前活動 動詞の活用形などの文法、オーラルプラクティス
13時25分〜 昼食 サンドイッチ、ツナ缶、リンゴ等
14時00分〜15時20分 午後活動 平仮名の練習など、オーラルプラクティス(2チームに分かれて)
16時00分 家到着
16時20分〜17時30分 内容 英語の学習など
17時30分 夕食 鶏肉、ジャガイモなど
18時30分〜19時30分 ホストブラザーのバスケットボールの試合をホストファーザーと観戦
21時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
ひらがな練習、自己紹介、日本の文化の学習、オーラルプラクティスなど
質問授業を一人で任されましたか? Yes
Year9のクラスは人数の都合上2チームに分ける為、一つのチームを任されました。教科書を一緒に読んで、日本語のニュアンスが分かりにくかったら英語で説明したりしました。Year11、Year12のクラスではオーラルプラクティスでマンツーマンの指導をしました。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか?
学校のチーム対抗のスポーツイベントなど。
質問派遣地はどんなところでしたか?
Victor harborという港町でした。人々はフレンドリーで町を散歩していると必ず声をかけてくれました。それが嬉しくて散歩が趣味になりました。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
半年間のプログラムを探しており、その条件に合っていたからです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
やはり、日本、日本語の事を知っておくのは大事だと思います。自分の国の事は知ってるようで知らないというのはよくあります。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム費、渡航費は含めていません。
40万円位です。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
将来的に英語の先生になりたいので、今回の留学は私にとって学ぶことがたくさんありました。クラスで実際に先生方が使っている表現、生徒の誉め方、しかり方などのクラス運営など、これからに繋がっていくと思います。日本に帰ってからも英語の勉強は引き続き継続していきます。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
リスニングとスピーキングは確実に伸びたと思います。留学後半では喋っている時にそこまで文法を意識しなくても良くなっていたので、そこは伸びた点だと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
個人的に思ったのが食べ物の好き嫌いはなるべく少ない方が良いと思います。何でも美味しいと食べてると好かれるような気がします(笑)。
質問現地サポートはいかがでしたか?
シドニーの研修の時から親身に接してくださって本当に感謝しかありません。素晴らしい経験をさせていただけたのはBBIの方々のおかげだと感じています。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / S.Kさん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 S.Kさん オーストラリア
プロフィール
大学の外国語学部に在籍、2016年4月から4学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
英語力の向上、教員としての経験。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 95点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア クイーンズランド州 ケアンズ
地域の人口 約150,000人
学校の形態 キリスト教系 共学中高校
職員数/生徒数 100人/750人
1週間の平均授業数 20コマ
学校の様子 1986年に開校されたキリスト教系のセカンダリースクールです。外国語としてはイタリア語と日本語が学ばれている学校で、学生はどちらかの課目を選択して学習しています。およそ20年間に亘って日本語が教えられています。毎年、日本にある提携高校から2週間ほど学生を受け入れるなど、積極的に日本との交流を図っている学校です。また、スポーツ、音楽にも力を入れています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

本当に1年のうちに全部やったのかと思うほど内容の濃い一年でした。満足度95点の足りない5点はもっとオーストラリアにいたい思いと、もっと英語でたくさん話したかったという思いです。ホストファミリーや生徒にたくさん英語で日本について説明したり話したりしましたが、もっと話したいという思いが強いです。英語で人を笑わせられるのが今の目標です。 また何よりうれしかったのは、生徒達が僕の帰国をとても悲しがってくれたことです。その分もっと英語がはなせたらなと思う気持ちも大きくなりました。


聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
ひらがなの読み書き、日本語のあいさつ、日本語での質問、漢字練習、ひらがなや漢字のカルタ。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
先生が出張などの際、ひらがなを教えたり、カルタなどいつもやっているような簡単なアクテビティをした。他にも年末に2コマいただいて、日本の文化について紹介してほしいということで、地元である茨城県を紹介した。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか?
はい。アスレチックカーニバル、学校説明会、Year9のキャンプ、Year8〜12の遠足(日本食レストラン)、スイミングカーニバル。
質問派遣地はどんなところでしたか?
ケアンズは常夏なので1年中半袖で暮らすことができる。雨季には雨がたくさん降るので傘が必要。シドニーやメルボルンに比べてかなり田舎だが町では多くの人がフレンドリーに話しかけてくれる。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
将来的に日本で英語の教員になりたいという目標と同時に、いつかは長期で海外に行って、もっと自分の英語力を試し、磨きたいと思っていした。しかし教職をとりながら在学中に長期で海外に行くことはできませんでした。教員として自信をつけるため、スキルアップのため、留学ではなく教える立場としてこの海外日本語教員派遣プログラムに応募いたしました。オーストラリアはとても自然が多いイメージで、高校の時にエアーズロックなどを調べたことがあったので選びました。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
スポーツのリサーチとホリデーの計画。 ケアンズで野球をすることができた。できると知っていればしっかり道具を用意できた。 また、ホリデー中にマラソン以外の予定ももっとしっかり立てておけば良かった。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム費、渡航費は含めていません。
ホームステイ費週150ドル年間約6000ドル+旅行代など。 (お昼はお弁当を持たせていただいたので学校があるときはほぼゼロ)
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
中学の教員として生徒に受験のための英語ではなく、話すため、楽しさを教えられるような英語の授業をしていきたい。 機会があればまたワーホリなどで長期間海外に行って自分の英語力を試したい。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
発音面では今まで適当にしがちだった母音や、もう発音できていると思っていたRとLの違い(まだまだ下手だということ)に気づくことができた。知っている語彙や表現が口にできるようになった。授業中も先生の口癖やいつも言っているフレーズをまねして使うことができた。
質問現地サポートはいかがでしたか?
とても良かったです。1年間ありがとうございました。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 安田和則さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 安田和則さん オーストラリア
プロフィール
外国語学部外国語学科に在籍中、2012年7月から4学期参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
大学で英語を専攻しているのに、海外生活ほぼ未経験という行動力の無さ。さすがにもったいないと感じ、自分の英語がどこまで通用するのか知るのにもいい機会だと思い参加しました。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ - /100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア クイーンズランド州 ケアンズ
地域の人口 約150,000人
学校の形態 キリスト教系 共学中高校
職員数/生徒数 100人/850人
私が教えた学年 8年生から12年生
1週間の平均授業数 16コマ
学校の様子 1986年に開校されたキリスト教系のセカンダリースクールです。外国語としてはイタリア語と日本語が学ばれている学校で、学生はどちらかの課目を選択して学習しています。およそ20年間に亘って日本語が教えられています。毎年、日本にある提携高校から2週間ほど学生を受け入れるなど、積極的に日本との交流を図っている学校です。また、スポーツ、音楽にも力を入れています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

大学では外国語学部に在籍しながら留学に興味がなく、親からもどっかいったら?と言われていました。海外に行くなら楽しみながら過ごしたいなぁと考えていた時にこのプログラムを紹介されました。このプログラムに出会って、英語喋るっていいなって初めて思いました。今まで惰性で続けてきた英語に感謝です。

でも、最初の方は正直めちゃめちゃ失敗しますし、心をへし折られそうになある事も多々ありました。生徒の質問にちゃんと答えられない、生徒さん達が何言ってるのかわからない。そんなもん日常茶飯事でした。気にしていたらやっていけないです。2週間程度で生徒さん達の英語にも慣れ、そこからやっとスタートラインに立てた気がしました。活動中に僕が重要視したのは人間関係です。とにかく学校の先生達や生徒さん達と仲良くなる事を重要視してやってました。そうすると、わがままが通ります。授業もやりやすくなります。さらに信頼してもらえます。環境づくりは重要だったなぁと1年振り返って改めて感じました。

学校の最終日はものすごい悲しかったですが、絶対戻ってきてね!かずならいつでもwelcomeだから!と先生方や生徒さん達に言ってもらえた事は僕の誇りです。次のタームの11 、12年生の日本語クラスのWriting Taskの課題が日本にいる僕に日本語で手紙を書く事だそうです。生徒が先生に提案して実現した課題です。この学校のそういうところが大好きです。 とりあえずちょっとでも興味がある方はこのプログラムに参加してください。今まで経験した事のない楽しい海外生活になりますよ。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時45分 起床
7時00分 朝食 トースト、コーヒー、時々たばこ
7時45分 学校到着
8時45分〜10時30分 午前活動 授業で使うビンゴゲームなどの作成
10時30分〜11時00分 午前活動 授業
11時30分〜13時00分 午前活動 授業
13時00分〜13時45分 昼食 売店で買ったもの。基本的にサンドイッチ
13時45分〜14時30分 午後活動 授業
14時30分〜15時15分 午後活動 授業
17時00分 家到着
17時00分〜18時00分 子供の遊び相手など
18時30分 夕食 肉料理など
19時30分〜22時30分 テレビ、パソコン、テレビ、パソコン、ホストとおしゃべり
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
教科書があるのでそれに沿って授業が進んでいく感じです。
8年生:数字(1〜100)、ひらがな、挨拶、映画鑑賞など
9年生:カタカナ、でかい数字、日本の食べ物、科目など
10年始:漢字(ターム2から)、ファッション、昔話など
11、12年生:漢字、文法、スピーキングなど
質問授業を一人で任されましたか? No
日本語の先生がいない時は監督の先生の下で授業をやってました。でも、数回1人でやらされた気がします。基本的に先生からこれはやっておいてね!みたいなことを言われるのでそれに沿ってやっていましたが、後半は勝手にゲームをぶち込んで生徒達ときゃっきゃしながらやってました。監督の先生はもちろん日本語は喋れないので、生徒さんの注意をしてもらってました。でも、監督の先生も毎回違うので何もしない先生もいました。ただ教室にいるだけという感じですね。その場合は全部自分のやりたいように出来るのでラッキーだと思って授業を進めてました。
質問日本語授業の他に参加されたイベントなどはありますか?
いいえ。
質問派遣地はどんなところでしたか?
ケアンズは基本的に常夏でした。そこらじゅうにやしの木やバナナの木があります。季節の感覚はぶっ壊れました。パーカーが1枚あれば年間通じて長袖のシャツは必要ないです。日本の夏でもエアコンなしで余裕で過ごせるという方にはうってつけの場所ですかね。そんな人いるのかな?現地の方はいい人ばっかりです。とても親切でフレンドリーですよ。あとは星がきれいです。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
現地の学校で外人に囲まれながらワイワイ過ごせるって考えたら参加しないという選択肢は僕には無かったです。オーストラリアを選んだのは姉の影響が大きいです。姉がオーストラリアの大学に行っていたので、姉に会いに何回かオーストラリアに行ったことはありました。姉を通して友達も出来たし、姉のホームステイ先に泊めてもらいホームステイはこんなもんかと知る事もできたので、行きやすい海外=オーストラリアみたいになってしまっていました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
最初の1、2週間はきつかったですね。生徒さんが何言ってるのか聞き取れなかったり、授業中に何をしたらいいのかわからなかったり、俺の立ち位置はどこだ?みたいな日が続いてました。結構きつかったのが、生徒さんに質問され、何言ってるのか聞き取れなかったのでき返したら、全く同じ質問を僕ではなくメインの先生に聞かれた事は結構ショックでしたね。最初は僕も生徒さん達もギクシャクしながらやってました。全然当てにされてない感じでした。あの時はきつかったー。

そこから積極的に生徒さん達とコミュニケーションをとるようになって変わりましたね。生徒さん達も気軽に僕に話しかけてくれるようになり、最初にあったギクシャクが嘘のようになくなりました。英語にも慣れてきて生徒さん達が何を言っているのかもわかるようになっていきました。そっからは楽しくて仕方ない毎日の始まりでした。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
日本語の勉強というよりは日本についての勉強ですかね。日本語の難しさをこっちに来て思い知らされたのもそうですが、文化、宗教、歴史などもっと調べておくべきでした。生徒から「何でや?」と質問されるたび返答に困ってましたからね。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム費、渡航費は含めていません。
1年で多分7,200ドルかな?他の出費は昼飯とタバコくらいです。トータルで100万あれば足りました。タバコは高いので吸い過ぎには気をつけてくださいね。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
1つのいい思い出として酔っ払った時にでもしつこいと言われるくらい友達に話してやろうかと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
会話力、リスニング力は自分でも実感できるほど伸びました。多分普通に生活しているだけでリスニング力はある程度つくと思います。毎日がリスニングのテストみたいなもんでしたから。会話力もホストファミリー、先生方、生徒さん達と話しているうちに伸びていってくれました。使ってる単語や発音などを盗みまくって、それを使って会話をするというようなことをやってました。なんせ机に向かって勉強が大嫌いなのでその方法で勉強してました。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
英語に自信がないのはみんな一緒です。その中でどれだけ楽しむかです。最長の1年でもあっという間に終わりますよぉ。何事も深く考えすぎず、自分にプレッシャーをかけず気楽にやってください。正直言うと、こんなもんかなぁくらいがちょうどいいと思います。なんでもやりすぎはよくないですよ。とりあえず先生方、生徒さん達とは仲良くなってください。もちろんホストファミリーとも。最初のうちは授業はそっちのけでそれに全力投球でもいいくらいです。周りに仲の良い人がいれば、最初に感じるアウェイ感をぶっ飛ばしてくれますから。まずは人間関係から固めていってください。きっと楽しむ事が出来ると思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。派遣先の情報をもうちょっと仕入れといてほしかったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 橘烽゚ぐみさん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 橘烽゚ぐみさん オーストラリア
プロフィール
大学外国語学科日本語専攻中、2012年4月から3学期間参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
英語が話せるようになる。
日本語教育の現場を見る。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ビクトリア州(Traralgon メルボルンから南東に150キロ程度)
学校の形態 キリスト教系私立共学一貫校(幼稚園・小・中・高校)
職員数/生徒数 50人/500人
私が教えた学年 3年生〜10年生
1週間の平均授業数 20時間
学校の様子 2つのキャンパスがあり、Traralgonキャンパスはメルボルン市内からは車で約2時間ほどの距離になります。2002年に開講された新しいキャンパスで日本語が必修で教えられている非常に日本語教育が熱心な学校です。生徒数は両キャンパス合わせるとおよそ1600人ですが、ここではおよそ500人の生徒が学習をしています。ビクトリア州の中でもとても優秀な成績を収めている学校です。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

この8ヵ月間本当にあっという間に過ぎました。

私の派遣先の学校はそこまで大きくなく、セカンダリースクールの7年生から10年生は全員日本語を学習していたので、生徒との距離がすごく近く、廊下ですれ違うたびに生徒たちが HI Megumi!!と声をかけてくれ、そんな可愛い生徒達に囲まれ毎日すごく楽しく働いていました。

学校生活も本当に楽しかったのですが、何よりこのプログラムに参加して良かったのはホストファミリーに恵まれたことです。リビングでテレビを見ているとお菓子はいる?紅茶はいる?とホストマザーもホストファザーも何かと気にかけてくれ、特にホストファザーには家族のアルバムを見せてもらったり、DVDを一緒に見たりしました。毎週日曜日にはホストファザーのお母さんや姉妹の家族の皆さんと一緒にディナーを食べ、休日にはホストシスターやブラザーのスポーツの試合観戦に行き、本当の家族のように接してくれました。スクールホリデーに一人でケアンズに行ったときも、飛行機のケアンズ到着時間を教えていなかったにも関わらず、わざわざ飛行機が無事にケアンズに着いたことを調べ、「無事について安心したわ。旅行楽しんでね。」と連絡をくれました。本当に嬉しくて空港で泣きそうになりました。

せっかくなので他の家族も見てみたいと思い、途中でステイ先を変えたのですが、ステイ先が変わってからもはじめの家族とは連絡をとりあい、日曜日のディナーにはお邪魔させてもらっていました。8ヵ月の経験を通して、オーストラリアでもう一つの家族を手に入れました。行って本当に良かったです。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時00分 朝食 コーンフレーク、トースト等
8時20分 学校到着
9時00分〜10時00分 午前活動 9年生の授業 ワークの手伝い
10時00分〜11時00分 午前活動 10年生の授業 生徒1人を個別で授業
11時00分〜11時30分 リセス ヨーグルト、クッキー等
11時30分〜12時30分 午前活動 5年生の授業 ひらがな練習、ゲーム
12時30分〜13時30分 午前活動 4年生の授業 ひらがな練習、ゲーム
13時30分 昼食 サンドイッチ、ラップ、夕飯の残り等
14時20分〜15時20分 午後活動 7年生の授業 ひらがな練習、ワークの手伝い
16時00分 家到着
16時00分〜18時30分 自由時間 TV、勉強等
18時30分 夕食 パスタ、チキン、フィッシュ&チップス等
19時30分〜21時20分 ホストファミリーとモノポリーゲーム。買ったら資産に応じてコインチョコ一つもらえる、ドキドキギャンブル。
19時00分〜23時00分 自由時間 TV、入浴等
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
先生の補助、おりがみ、着付け体験、ゲーム、調理実習の補助、七夕のアクティビティ セカンダリー 転入生への個別指導、茶道、おりがみ、先生の補助
質問授業を一人で任されましたか? Yes
・転入生への個別指導(先生に指示された範囲を教科書に沿って教える、ひらがな、カタカナ練習)1人〜5人くらいの生徒に対して教えていました。
・茶道紹介
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか?
いいえ。
質問派遣地はどんなところでしたか?
小さな街ですがさほど治安の心配もすることもなく、過ごしやすかった。ただ、車がないと不便。車社会。天気がすごい勢いで変わる。同じ日に晴天と嵐がやってくる。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
もともと日本語教育に興味があり英語も喋れるようになりたかったので、日本語教育の現場を見ることができ、ネイティブスピーカーの中で生活できるところが決めてでした。オーストラリアとニュージーランドで悩んでいたのですが、派遣先の候補が多いので希望に近い学校が見つかりやすいと勧めていただいたのでオーストラリアにしました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
言葉の面よりもホームステイでどっぷり異文化に浸かったことで今までの自分の人生を客観的に振り替えることができた。スローライフを送っていたので自分を見つめなおす時間がたっぷり取れた。異文化の中にいるからこそ見えてくる日本や日本の教育の良さ、悪さが分かった。

自分がいかに甘やかされてきたのかわかった。しつけの大切さを痛感して、自分が子供を育てるときはちゃんと躾ようと思った。

ホームステイで同じ家族のところに5ヵ月間ステイしていたので本当の家族みたいに扱ってもらい、すごく温かく受け入れてもらえて嬉しかった。日本の家族が恋しくなったときもすごく助けられた。

なぜか痩せた!!嬉しい。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
見せたい写真は整理してまとめておく。ゲーム等の小ネタを身につけておく。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
130万円程度?ホリデーの旅費も含む。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
異国で家族や友達と離れてもやっていける自信がついた。日常会話はだいぶ鍛えられたと思うのでもっと仕事でも使えるような専門的な会話ができるようになりたい。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
かなり伸びたと思う。リスニングとスピーキングが特に伸びた。スピーキングは簡単な会話なら考えなくても英語が出てくるようになった。レスポンスまでのタイムラグがすごく短くなったと思う。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
全部自分次第なので、言いたいことはどんどん言ったらいいと思います!!自分から動かないと何も始まりません!!
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。毎月のレポート楽しみにしていました。日本人の先生がいらっしゃったのでサポートというほど困ったこともなかったのですが、事前研修の内容が授業面でも生活面でも役に立ちました。また、新聞でインタビューを受けるなんて貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。本当にお世話になりました。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 赤羽佑太さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 赤羽佑太さん オーストラリア
プロフィール
大学院の文学部に在籍、2012年4月から4学期間参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
自分の英語がどこまで伝わるか自分のレベルを知りたかったからです。結果的にものすごく英語力は上がったと思います。
  • 日本語教師の資格・・・なし
  • プログラムの満足度は・・・ 300点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ビクトリア州 メルボルン(Melbourne)(Lilydaleまで約60km)
地域の人口 約14,000人
学校の形態 私立共学中・高校
職員数/生徒数 150人/1500人
私が教えた学年 Year7〜12
1週間の平均授業数 20コマ
学校の様子 1975年に若い女性達のために設立されましたがその後継続的に拡大され、、現在はヤラバレーやメルボルンの東から約1500人の生徒が通っている共学のカトリック系のセカンダリーです。学校は個々の精神を大事にし、最初の授業では自由の精神、愛と慈悲を学びます。お昼休み前(3−4分前)に校長先生のお祈りの言葉があり、胸の前で十字架を作りお祈りし、学期の始まりと終わり、(例外的に途中)には全校礼拝があります。
また、日本語の授業はyear7からyear12まで教えられており、学年ごとに違ったテキストを使用しています。毎日3〜4クラス、週に5回、時間割に沿ってアシスタントして頂きます。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

この体験では本当にたくさんのことを学ばさせていただきました。来る前は自分の英語が通じるか、意思疎通ができるか不安で不安で仕方なかったのですけど、来てみればびっくり!思った以上に英語で会話をするということを楽しんでいる自分がいました。10人もいるホストファミリーの中で、家族の一員のように扱ってもらい毎日笑顔が絶えませんでした!あぁ明日は何をして遊ぼう、新しい日本語を教えよう、そうだ日本のご飯を作ってみよう。毎日毎日ベッドにもぐるのがもったいないくらい充実した日々を過ごすことができました。

このプログラムで得たものはたくさんありますが、もっとも大きな収穫は、自分自身が大好きになれたことです。英語が通じないときは苦労してスラングや語彙を高めようとして途中で嫌になるときがありました。ですが、ホストファミリーは優しく教えてくれたり、しゃべり終わるまで待ってくれたり、英語をしゃべることすべてに協力してくれました。先生方は学校で使える英語のフレーズを紙にリストアップしてくれました。生徒たちはどんどんどんどん寄ってきてたくさんしゃべりかけてくれました。おかげで私は英語をたくさん勉強する苦労を楽しむ余裕と、人前で自分を表現することに自信を持てるようになりました。自分の考えを表現し、人とかかわって影響して、影響されて今の自分が大好きになれました。今では自信を持って教壇に立って「英語はこんなにも楽しい言語なんだ!」って伝えています。すべて支えてくださったホストファミリーのみなさん、先生方、生徒たちのおかげです。感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

別れるときは家族みんなで泣きあいました。それだけこころから深くつながることができたと思います。メルボルンからシドニーまで車で途中を観光しながら送ってくれました。感謝してもしきれないです。

オーストラリア、最高です。大好きです。また絶対に戻ってきたいと思っています。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時15分 起床
7時00分 朝食 ハムとほうれん草のオムレツと平パン
8時30分 学校到着
9時05分〜9時55分 午前活動 12年生とVCEのための会話練習。全部日本語で!
9時55分〜10時44分 午前活動 11年生と指示代名詞(こそあど言葉)の問答練習)
10時45分〜11時02分 午前活動 リセスの時間:生徒と折り紙教室
11時02分〜11時58分 午前活動 試験問題制作・リスニング問題録音
11時58分〜12時44分 午前活動 問題の答え合わせ、終わったら英語で日記を書く
13時00分 昼食 薄くバターを塗ったハムサンドイッチとグレープ
13時40分〜14時26分 午後活動 year10の生徒たちと日本語で買い物ゲーム
14時26分〜15時15分 午後活動 year8の生徒たちとカ日本語のあいさつの練習
15時45分 家到着
16時00分〜18時00分 テレビを見ながら夕飯のジャパニーズカレー作り。ホストシスターが手伝ってくれた。
18時30分 夕食 日本のご家庭カレー、卵汁を添えて
19時30分〜21時20分 ホストファミリーとモノポリーゲーム。買ったら資産に応じてコインチョコ一つもらえる、ドキドキギャンブル。
21時30分〜22時30分 明日の予習、準備、教材作成、今日習得した英語表現の復習。
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
Year7にはひらがななの習得のためにテストや復習シートを自作し、歌も一緒に歌いました。アクティビティー中心です。Year8にはカタカナと簡単な日常会話を教えるとともに日本語の遊びをいっしょにして日本語に慣れさせました。Year9では、細かな文法事項が入ってくるので一緒に楽しみながらできるアクティビティーをつかって日本語の会話を中心に教えました。

year10も同じ感じです。Year11,12はテストが多く、一番日本語が大変な時期でした。個人個人の出来がちがうので一人一人生徒の特徴を見てその人にあったおしえ方と口調でともに練習しました。特に12年生の子達は話すことにコンプレックスがあったのでそれらを克服するためになんどもなんども一緒に練習しました。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
主に日本語の会話を中心に一対一で話す練習が多かったです。それでも自作プリント、発音指導。日本語と英語の根本的な考え方、捉え方の違い、視点の違いから来るなぜ主語や動詞の有無が重要になるのか等できる限り伝えました。加えて論理的な発話の展開の仕方、人を丸め込む説得力のある話術、および面接のときにおける心構えもソフトに伝えました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか?
二週間留学生が日本に来た際に英語を教えました。v、bやs、thそしてr、lの発音の区別や日本人がなぜ英語の知識がすごくて実際に話すときはだめなのか、どうすれば英語で英語を考えられるか、もっとも英語になれることができるシャドウイングの基礎などを自分が体験したことを踏まえて伝えました。最初は興味なさげに聞いていた子達が興味を持ってたくさん質問してくるようになったのを見て一人感動していました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
郊外であり車の往来も激しくなく緑豊かで、熱気球や川や山での森林浴、そしてキャンプなどの自然を使ったレジャー施設が満載のまさしくのんびり過ごすにはうってつけの場所です。さらにはシティまで電車で一時間という距離なので一年中快適に過ごすことができました。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
日本国内で英語教師になるために英語を学んでいたのだけれど、日本での勉強に限界を感じていたためどうしても海外に行って自分の力を試して、能力アップを図りたかったです。加えて日本とは違う教育現場を肌で体験し、自分の授業に生かすことができたらいいなーと思い参加しました。長くいればいるほど、自分の実力があがっていくのを体感できます。どんどん人と英語で話すべし!です。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
100という数字には収まりきれないほどのものをもらいました。想像していた体験より三倍はよかったです。まず間違いなく自分が、この世で、一番、幸せだったと言い切るほどの自信と幸せを比喩なんかじゃなくて感じることができました。私はここに来る際に日本とのかかわりをほぼ断ち切ってきました。だからこそ英語にどっぷりつかることができたし、部屋に閉じこもるなんてこともなくファミリーと接することができたと思います。ほんとに一年中私は幸せでした!

けれどその分最初のうちは言いたいことが伝わらないことが間々あり大変でした。ちょっとした発音の違いで意味がまったく別のことに取られてしまったりあまつさえ翻訳機持ってきてとまで言われることもありました。ですが、自分の英語をよくするためにホストの皆さんと相談してからは、ホストの皆さんは私の発音を見てくれたり、私が書いた英語論文を添削してくれたり、現地で使える様々な英語表現をおしえてくれたり、文化と宗教の価値観の違いを話してくれたりと、とても有意義な時間を過ごせたと思います。

考え方も変わりました。今まで日本にいた時は私は受身でした。そのあたりに転がっているチャンスに見向きもしないで与えられたことだけをやってきていた人間でした。ですが、ここでは自分が、やった分だけ自分のためになる、やらなければなにも得られるものはない。そんな場所です。だからこそ自分の力を試すことができたし、積極的に最大限出し切って自分に正直に、まっすぐ前を向いてはしれるようになったと思います。自信が満ちているのも、頑張れたのも、ここにこれたおかげです。こんな素敵な人生を150%楽しむことができるきっかけをくれたこの体験には感謝しても仕切れないほどのものをもらったんだと思います。出会えてよかったです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
もっとホストファミリーと交流しておけばよかったです。せっかくインターネットがあるのでたくさん情報交流をしておけば具体的なアドバイスも聞けたし学校の風紀や気候も知ることができたと思います。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
全部で120万くらいかかりました。物価の違いを最初は良く理解できなかったのでやりくりするのが大変でした。貨幣価値を最初に理解しておくべきです。ご利用は計画的に。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
わすれないうちに体験したことを流布します。英語能力の向上の仕方、思いついた教案、生徒たちとの接し方、感じたことすべてを自分のものにして日々進化し続ける英語の授業を考察して実践したいと思います。何よりこの英語を使わなければ生きていけないという必要性を肌で感じる環境だったからこそ、面倒くさがりな私も努力をすることの楽しさを感じることができたと思います。まことにいい経験でした。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
まず語彙が増えたこと。同じ意味の単語でもその細かなニュアンスの違いを実感して覚えられました。そして耳がよくなったこと。老若男女いろいろな人の英語を聞くことで耳が鍛えられて今までは聞き飛ばしていたところも理解できるようになりました。最後に、英語を話すのが楽しくなったということ。人と英語で会話して同じ話題を楽しむことができるなんてここに来て一番の感動でした。次の課題は訛りやら方言やらによる発音の違いを学ぶことです。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
全部自分次第なので、言いたいことはどんどん言ったらいいと思います!!自分から動かないと何も始まりません!!
質問現地サポートはいかがでしたか?
わからないことをきいたらすぐ返事が来ました。電話でのサポートもありましたしメンタル面は万全ですね!心細いときこそ頼りになったんではないでしょうか。私はでも、現地のサポートよりも事前、事後サポートの良さに開いた口がふさがらないです。英語を生かした仕事につけるなんて、最高じゃぁないですか!
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 斎藤妙美さん日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 斎藤妙美さん オーストラリア
プロフィール
社会人を経験後、2011年5月から4学期間参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
日本国内での日本語教師を目指しているので、海外での日本語教育を見てみたかったのと、海外生活は未経験だったので、母国以外での生活を経験したいと思い参加しました。
  • 日本語教師の資格・・・ 日本語教師養成講座修了、
    日本語教育能力検定試験合格
  • プログラムの満足度は・・・ 90点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ビクトリア州 メルボルン(Melbourne)(Lilydaleまで約60km)
地域の人口 約14,000人
学校の形態 私立共学中・高校
職員数/生徒数 150人/1500人
私が教えた学年 Year7〜12
1週間の平均授業数 20コマ
学校の様子 1975年に若い女性達のために設立されましたがその後継続的に拡大され、、現在はヤラバレーやメルボルンの東から約1500人の生徒が通っている共学のカトリック系のセカンダリーです。学校は個々の精神を大事にし、最初の授業では自由の精神、愛と慈悲を学びます。お昼休み前(3−4分前)に校長先生のお祈りの言葉があり、胸の前で十字架を作りお祈りし、学期の始まりと終わり、(例外的に途中)には全校礼拝があります。
また、日本語の授業はyear7からyear12まで教えられており、学年ごとに違ったテキストを使用しています。毎日3〜4クラス、週に5回、時間割に沿ってアシスタントして頂きます。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

このプログラムでなければ経験できないことがたくさんありました。単に英語を学ぶ・ホームステイをする・異文化を体験するというだけに留まらず、学校生活に飛び込み、生徒や先生と一緒に悩み・解決し・学んでいけるのがこのプログラムの一番の魅力だと思います。

日本語が好きな生徒が日本語を話せるようになるのはもちろん嬉しいことですが、日本語が苦手だった生徒がやる気を出して自ら取り組むようになり、徐々に上達していく姿を間近で感じられたことが、ここに来て本当によかったと思える瞬間でした。地道な努力と粘り強さを生徒から学びました。また、生徒に対して諦めずに接していけば、必ず応えてくれることも学びました。いつもふざけてばかりだと思っていた生徒が、実は一番日本語を口に出して発音していて、私にも積極的に話しかけてくれました。帰国日が一ヶ月を切った頃、その生徒が何とかして一緒に日本に行くプランを考えていたのを知った時は、本当に感動しました。

また、いつも私の名前を歌にして挨拶してくれる先生や、会う度にいつも冗談をいってくる先生、ランチタイムにいつも一緒に食べていた生徒のサポートチームの皆さん、英語ができない私を励まそうとしてくれたスタッフの皆さん、そんな先生・生徒たちに触れると、辛さも吹き飛びました。

辛かった事は大体自分の英語力の低さが原因でしたが、その分コミュニケーションがうまくとれた時、一緒に笑えた時、役に立てた時は人一倍嬉しさを感じることができたと思います。どんな事も無駄な事は一切ないと感じました。

いろいろなわがままや違いを温かく受け止めていつも自然体でいてくれたホストファミリー、感動をくれた生徒・先生方、支えてくださった皆様に心から感謝しています。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時45分 起床
7時30分 朝食 トースト、コーヒー
8時15分 学校到着
9時05分〜9時54分 午前活動 Year12:会話レッスン。日常会話・面接対策
9時54分〜10時43分 午前活動 Year12:会話レッスン。日常会話・面接対策
10時43分〜11時09分 午前活動 リセス(Morning tea time)
11時09分〜11時58分 午前活動 Year12:会話レッスン。日常会話・面接対策
11時58分〜12時47分 午前活動 free time:作文添削・次のレッスンの準備
12時47分 昼食 前日の残りもの(パスタやピザ等)
13時37分〜14時26分 午後活動 Year9:時間の言い方、た形の練習
14時26分〜15時15分 午後活動 Year10:手紙の書き方、Vたい・Vたかったの練習
15時45分 家到着
16時00分〜18時00分 掃除・犬と遊ぶ・ホストブラザーと遊ぶ・Tea time・読書・英語の勉強等
19時00分 夕食 タコス
19時30分〜22時30分 食器片付け・シャワー・TV・明日の準備・自由時間
22時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
★Year7:ひらがな、挨拶、日本文化紹介(衣食住、お祭り等について)、DVD鑑賞(となりのトトロ)
★Year8:カタカナ、教室用語(~てください)、数字(1〜100)、DVD鑑賞(ハウルの動く城)
★Year9: 自己紹介、買い物用語、時間
★Year10:手紙、道案内、動詞の活用、DVD鑑賞(しこふんじゃった)
★Year11:作文、文法、DVD鑑賞(幸せ家族計画)
★Year12:作文、日常会話、受験準備
質問授業を一人で任されましたか? Yes
Year10に「た形」「ている」「ていた」等の動詞の活用を教えました。授業内容としては、ルール説明・フラッシュカード・練習問題・ゲーム(カルタ・はたあげゲーム等)。こちらは授業というより個人レッスンでしたが、Year12の試験対策として週に5名、会話レッスンをしていました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? Np
いいえ。
質問派遣地はどんなところでしたか?
派遣当初はメルボルン郊外のWarburtonという山々に囲まれた自然豊かな場所で、ホリデーでは各地から観光客が訪れるそうです。バスが一時間に一本でしたので、少し不便を感じました。2件目のステイ先はLilydaleというメルボルンから電車で一時間の所で、きれいな湖やお店も多く、快適でした。
質問このプログラムを選んだポイントは?またオーストラリアを選んだポイントは?
日本国内での日本語教師を目指しているので、海外での日本語教育を見てみたかったのと、海外生活は未経験だったので、母国以外での生活を経験したいと思い参加しました。オーストラリアを選んだのは、養成講座受講中に、オーストラリアでは日本語学校だけでなく、学校教育で日本語を教えていると知り、授業内容を見てみたいと思ったからです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
日本の歴史や、年間行事の意味などをもう少し詳しく知っておけばよかったと思いました。生徒からよく「なぜ?」と聞かれたので、どうしてその行事をするのか即答できるようにしておきたかったです。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
Total:約130万
プログラム費用:35万、ホームステイ費用:$120/週(約50万/年)、
旅費:約30万、国内旅行・お土産代等:約10万、交際費:約5万
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
どんな形でもいいので、日本語教育に携わる仕事ができたらと思っています。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
出発前は英会話自体ほとんどしたことがなかったので、会話自体に抵抗がありました。今も英語力はまだまだですが、話すことに抵抗がなくなりました。リスニングが圧倒的に伸びたと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
キツイと感じることも、「楽しんじゃえ!」と前向きに捉えてみてください。そして抱え込まずに周りの人に少しでも話してみてください。勇気を出した分だけ必ず結果が返ってきます。振り返った時には、辛かった事を超える感動が得られると思います!今ここでしかできないことを、思う存分楽しんでください!
質問現地サポートはいかがでしたか?
とても良かったです。当初のステイ先が学校からバスで一時間の所で、車酔いが激しかったので、ステイ先の変更をお願いした際、とても丁寧に対応してくださいました。また、定期的に電話やメールで連絡もいただき、状況を把握してくださっていたので、とても心強かったです。 事務所がシドニーだけなのがとても残念です。メルボルンでもスタッフの皆さんとお会いできたらなと思いました。一年間、温かいサポート、本当にありがとうございました!
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 臼井透江さん
日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 臼井透江さん オーストラリア
プロフィール
大学の文学部卒業後、2011年7月から3学期間参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
以前から自分の英語力に疑問を持っていました。このままではいけない!と強く感じ、思い切ってこのプログラムに参加しました。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 90点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア SA州 アデレード(Adelaide)(空港から学校までおよそ30km)
地域の人口 約1,100,000人
学校の形態 キリスト教系私立小学校
職員数/生徒数 15人/270人
私が教えた学年 R1〜Year7
1週間の平均授業数 20コマ
学校の様子 Schoolはアデレード市内より車で30分ほどの距離にある小学校です。1998年に創立され、日本語は2009年から必修科目として教えられています。Reception(小学校入学前のクラス)から7年生までの生徒が日本語、日本文化を学習しています。また、学校全体でJapanese Film DayやJapanese Culture Day なども開催されています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

初めての海外長期滞在で、出発前はとても不安でした。しかし行ってみるとこんな私でもなんとかなるもので、出発前のあの焦燥感はふっとんでしましました。 小学校に赴任した当初、自分の役割が良くわからず、先生の授業をまるで見学しているだけで、自分には何が出来るのだろうと悩んだ時期がありました。しかし慣れてくると、どんどん任されるようになり、自分の担当している授業が待ち遠しくなりました。生徒も授業を楽しみにしてくれているみたいで、いつも私がクラスの横を通るだけで、生徒が「ユキが来た!」「ユキ!今日は私のクラスに来てくれるんでしょ!」と口々に言うのです。嬉しいことにいつしか学校の人気者になっていました。 特に、自分の折り紙や工作の能力を高く評価していただいて、卒業制作や、学年制作を任されたときは、とてもやりがいを感じました。Y6/7の学年制作ではブロック折り紙(3D折り紙)でクジャクを作成しました。クジャクは600個の三角形の折り紙パーツが必要だったのでクラスでひとつのクジャクを作ることに。授業三回分、三週間でようやく完成しました。出来上がって前に運ぶと生徒からは歓声があがり、皆達成感で満足げでした。

勤務日最後の日に全校生徒がお別れ会を開いてくれました。私の教えた日本語の歌を全校生徒で大合唱しました。校長先生からお礼の言葉とプレゼントを、生徒からは全校生徒全員の書いた寄せ書きの冊子をいただきました。嬉しくて涙が出そうになりました。会が終わると全校生徒が私にハグをしに押し寄せて、倒れそうになりました。何回ハグしたかわからないくらいハグをして別れを惜しみました。本当によく懐いてくれてかわいいかわいい生徒たちだったので本当にお別れが寂しかったです。個人的にカードを作ってくれるこや、プレゼントをくれるこなど、帰りにはたくさんのプレゼントでバッグがいっぱいになりました。

私は計3つのホストファミリーと一緒に生活をしましたがどのホストもとてもよくしてくれました。大好きなホストと別れるのは本当に辛かったです。私がこのプログラムで培ったものは、かけがえのない人間関係だと思います。ホストファミリーを始め、学校の生徒、先生、友達、全てが私の宝物になりました。また絶対にオーストラリアに戻ってきたいです。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時30分 起床
7時50分 朝食 シリアル
8時30分 学校到着
8時30分〜9時20分 空き、授業の準備
9時20分〜10時00分 午前活動 2/3K 日本昔話「金太郎」
10時05分〜10時45分 午前活動 2/3P 日本昔話「金太郎」
10時45分〜11時05分 リセス スタッフルームにてお茶をする。
11時05分〜11時45分 午前活動 2/3B 日本昔話「金太郎」
11時45分〜12時00分 空き、先生とともに次の授業の準備等
12時00分〜12時40分 R1S あいうえおの歌・動物の名前、動物の歌、ダンス
12時45分 昼食 ストマザー手作りのサンドイッチ・果物・ヨーグルト
13時35分〜14時15分 午後活動 R1C あいうえおの歌・動物の名前、動物の歌、ダンス
14時20分〜15時00分 午後活動 R1D あいうえおの歌・動物の名前、動物の歌、ダンス
15時30分 家到着
15時30分〜18時00分 ホストシスターと折り紙
18時00分 夕食 お肉、ポテト、ゆでた野菜
18時30分〜20時30分 ホストファミリーと団らん・テレビ
20時30分〜23時00分 シャワー・自分の部屋にてネット・メール・電話など
23時 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
折り紙、クラフト、日本語の歌、ダンス、日本のゲーム。日本文化紹介、有名な場所、自己紹介の仕方、動物の名前、数の数え方、曜日、レストラン注文の仕方、教室での指示、ひらがな。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
【Primary School 1】
赴任した次の学期からR1を担当しました。日本語の歌、ダンス、フラッシュカードで単語の導入、導入した語の練習用のシート作成など。基本的にマイクをつけて授業を行うのですが、歌、ダンスを教えるときはちょっとした歌のおねえさん気分でした(笑)フラッシュカードやシートも手作りし、小さなこでもわかりやすいように工夫しました。
他の学年も自分でアイディアを出すと任せていただけることが多かったので、日本の観光地紹介、文化紹介、食事のマナー、折り紙などを教えました。またメインの先生が用事があって抜けるときは代わりに教えました。最後の授業は歌、ダンス、ゲームなどのお楽しみ授業を行い、特にじゃんけん列車はどの学年にもうけて好評でした。

【Primary School 2】
担当クラス全部をメインで教えました。授業内容も完全に任せられるので、正直毎回考えるのに苦労しました。ターム3・4は折り紙・クラフトを主に。自分でシートを手作りして文化紹介などもしました。ターム1は言語に重きを置いて、歌・ダンスや単語を導入した後にゲームで定着させるなど、を行いました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? Yes
スペシャルクラス(知的障害者クラス)で毎週、工作を教えていました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
気候は穏やかで夏でも耐えられないほど暑いということはありませんでした。朝と夜は冷えるのでいつでも羽織るものはあったほうが良いです。シティからバスで30分くらい離れた田舎でしたが、車で少し行くと大きなショッピングモールがあり、車を運転される方なら何も不便はないと思います。動物園がたくさんあり、コアラを抱っこすることが出来ます。 皆優しくていい方たちばかりです。のんびりしていてとても居心地が良かったです。ただし、日本人がとても少ないので、現地で日本人の友達を作るには積極的に動かないと難しいかもしれません。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
このプログラムで一番の収穫は人々と関われた事だと思います。素敵な思い出がたくさんできました。オーストラリアに私の家族が3家族も増えました。どのホストファミリーが一番良かったということはなく、どのホストも比べようがないくらいたくさん愛を注いでくれました。「いつでも帰ってきてね」と私の居場所を用意して待っていてくれる、それが涙が出るほど嬉しかったです。 最終日に小学校の子どもたちが大勢ハグに押し寄せて倒れそうになったのも、忘れられない思い出です。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
現地の教室環境・備品、必要な教材などの情報交換をしておけばよかったなぁと思います。すでにあるものを持っていってしまい失敗したなぁと思いました。 日本の文化・行事・観光地などを英語で説明できると良いと思います。授業中にいきなり聞かれることがよくあるので。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
BBI参加費用:37万円
飛行機:40万円(一時帰国代含む)
ホームスティ費用、生活費、その他:約30万円
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
今後も留学先で知り合った人々とのつながりを大切にしたいと思います。また個人的にオーストラリアを訪れたいです。外国と日本の交流の架け橋になれるような就職先を探したいと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
実際に話されている英語には多少慣れました。リスニングはアップしたと思います。スピーキングは正直いまいちです。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
かけがえのない経験になること間違い無しです!いつも感謝の心を忘れず、笑顔で頑張ってくださいね。
質問現地サポートはいかがでしたか?
とても良かったです。大変お世話になりました。マンスリーレポートのコメントにいつも励まされたり、やる気をもらっていました。またいろいろな質問、要望にも迅速に対応していただきました。本当にありがとうございました。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 西岡夏海さん
日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 西岡夏海さん オーストラリア
プロフィール
中国学科在学中に、2011年4月から3学期間参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
日本から飛び出して、まったく違った価値観を持った人たちと生活したかった。 使える英語を身につけたかった。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 120点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ビクトリア州 ウォーバートン(Warburton)(メルボルンから約1時間半)
地域の人口 約2,000人
学校の形態 公立小学校
職員数/生徒数 30人/240人
私が教えた学年 Prep-Grade6 students
1週間の平均授業数 15コマ
学校の様子 メルボルンから北東に80キロくらい入った地域、Yarra渓谷のそばにあります。学年のほとんどが少人数なので教育が個々にまで行き届くようになっています。
この小学校では、4年前から日本語教育が教えられており、日本語のクラスは週に4日間、1日3クラスの授業があり、大変熱心に学ばれており、これまでも多くのアシスタント教師がこの学校で活動しています。
また、他の日に関しては、近郊のセカンダリー(中高校)での活動も可能で、現在アレンジができるように調整をしています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

このプログラムに参加して本当によかったと思っています。 毎日学校に行くのが楽しくて仕方がありませんでした。授業の一切を任せていただいていたので、経験ゼロの私にはなかなか大変なこともありましたが、その分やりたいことが存分にできて、やりがいも十分にありました。

嬉しかったこと、数えればきりがありませんが、一つあげるとすると生徒に手紙をもらったことです。当時、自分の授業に自信が持てずに少し気持ちが行き詰まっていた頃、3年生の女の子が私の教えた折り紙と一緒に「なつみ、いちばんの日本語の先生、ありがとう、〜より。」と書かれた手紙を持ってきてくれました。その子はきっと何気ない気持ちでくれたのでしょうが、私は本当にうれしくて、「ありがとうー」とBIG HUGしたのを鮮明に覚えています。

学校では、校長先生に直接働きかけ、折り紙クラブと書道クラブを創設。副校長室の横の掲示板をまるまるいただき、月替わりの日本紹介コーナーを作ったり…と、やってみたいと申し出たことは本当に自由にさせていただきました。 千羽鶴プロジェクトというものを、生徒と一緒に立ち上げ、平和教育の一環のようなものもさせていただきました。折り鶴ひとつひとつには、子供たちの夢を書いてもらいました。時間はかかりましたが、全校生徒で作り上げた千羽鶴は校長先生に無事お渡しすることができました。

ホリデーはリュックサック一つで単身、オーストラリアの都市や自然やアクティビティを大満喫しました。知人ゼロ、日本人ゼロの地で、多くの国の人との交流があり、いろいろな価値観を吸収することができ、本当に貴重な経験をすることができました。私、たくましすぎますかね笑?職場の先生方からも驚かれました笑。

私生活では、地域のコミュニティのなかで趣味の音楽をすることができました。ギターをひいたり、ピアノをひいたり、時には町の小さなライブハウスで歌わせていただいたり…。感じたのは、やりたい!という気持ちをもって積極的に動くと、なんでもやることができるということ!

また、今回の滞在でお世話になったホストファミリーとの出会いは、言葉にできないほどの宝物となりました。ママからは本当の娘のように可愛がっていただき、守っていただきました。シスターとはそれこそ本当の姉妹のように近く、時には対等に喧嘩もしました笑。これからも、一生お付き合いしていきたいと思っています。 参加してよかった!本当にやったもん勝ちだ!!


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時30分 朝食 オートミール・ヨーグルト・フルーツ・紅茶
8時30分 学校到着
9時00分〜10時30分 午前活動 Prepでの授業
10時30分〜11時15分 午前活動 Grade2/3H
12時45分〜13時30分 午前活動 Grade2/3S
13時30分 昼食 パスタ・サラダ …前日の夕食の残りを職員室でチン!
13時45分〜14時25分 午後活動 Origami Club
14時30分〜15時15分 午後活動 Grade3/4
16時30分 家到着
16時30分〜18時30分 犬の散歩、ギターの練習、夕食の準備の手伝いなど
18時30分 夕食 チキン・サラダ・ワイン
19時00分〜23時00分 食器洗い、シャワー、授業の準備、ホストシスターとカードゲームなど
23時 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
挨拶等の簡単な会話、単語、またそれらを使ったゲーム等、折り紙、習字、伝統行事の紹介(七夕・正月・こどもの日・七五三・夏祭り…等)、日本文化の紹介(日本の家・寿司・千羽鶴・招き猫・畳・日本のトイレ・相撲…等)、調理実習、、、等。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
私のお世話になった小学校では日本語の先生がいなかったので、授業(計画・準備・実行・反省)の一切を任せていただきました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? Yes
先生方の人数が不足している時があり、日本語の授業のない日にはいきなり体育の授業を任されたり、音楽の授業の助っ人に駆り出されたり、、、ということもありました。笑
質問派遣地はどんなところでしたか?
Melbourneシティから電車とバスで2時間ほどの位置にある、とにかく自然が豊かで素敵なまちでした。町全体がまるで一つの家族のような、居心地のよい住みやすいところでした。冬は雨が多いです。夏は家の近くの川へよく泳ぎに行きました。ひとつ不便なところをあげるとすれば、シティが少し遠いので、遊びに出掛けても早く帰るようにしないとバスがなくなってしまうことですかね笑。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
サポートがしっかりしていると感じたこと。 同額支払って海外の語学学校で英語を学ぶのよりも、素晴らしい経験がたくさんでき、得るものがたくさんあるだろうと思ったこと。
オーストラリアだと、4月始まりで活動ができるので都合がよかったこと。 また、日本語教育が盛んな場所でおしえることに興味があったため。 オーストラリアに行ってみたかった!
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
もっといろいろな写真を撮って、備えればよかったと思います。(畳や玄関等のいえの写真や、着物や学生の制服等、食べ物などなど)
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
BBIのプログラム参加費用に加え、ホームステイ費用に週120ドルかかりました。普段の生活の範囲では、出費はほとんどありません(プールに行くと5ドルかかるくらい?)でしたが、ホリデー期間中に積極的にオーストラリア国内を見て回りましたので、それなりにお金はかかってしまいました。…お金はかかりましたが、とても貴重な体験がたくさんできて、本当に素敵な時間を過ごせました。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
具体的にどのように将来につながるか分かりませんが、私は今回の経験を通して、どのような環境の下でも自分をしっかりと持ち、自分の居場所を積極的に作り出して、物事をプラスに捉え生きるすべを身につけたと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
話すことに対して、物怖じしなくなったことが一番の違いです。出発前と渡航後しばらくは、話すことに自信がないために、消極的で、会話=ストレスになることが多かったのですが、だんだんと自然に話せるようになり、半年たったころから急に周囲から英語が上達したね、と言ってもらえるようになりました。話せる、話せないではなく、伝わらなくても遠慮せずに伝わるまで話す根性がつきました笑。最終的に、英語で喧嘩までできるようになりました。笑
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
教えるということは決して楽なことではありませんし、大変なこともたくさんあります。しかし、それ以上に得られるものは多く、かけがえのない時間を過ごせるということをお約束します!迷っているのであれば、勇気をだして挑戦してみてください。やってみたいことがある方には、ぜひ色々なことにチャレンジしていただきたいです!やってみたもの勝ちですよ!
質問現地サポートはいかがでしたか?
出発前から帰国までとてもしっかりとサポートしていただき、現地でも安心して生活することができました。本当にありがとうございました!!
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 辻口香苗さん
日本語アシスタント教師海外派遣プログラム体験談 辻口香苗さん オーストラリア
プロフィール
2011年3月まで高校英語の常勤講師
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
『いつかは海外経験がしたい!!』と、いつの頃からか思っていました。 日本の公立高校で英語教員として働くようになってからは、その思いが、より強くなりました。 海外に住んだことがないのに、外国語を教えている事が不自然にさえ感じるようになっていたのです。 一大決心で留学の決意をし、語学留学の資料を読み漁っていた最中、このプログラムの存在を知り、語学学校の机上で学ぶよりも、生の英語の環境に飛びこめるのではないかと思い、日本語アシスタント教師プログラムへとシフトチェンジしたのでした。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 98点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア QLD州 Freshwater
地域の人口 約150,000人
学校の形態 小学校…州立小学校、中高校…州立中高校
職員数/生徒数 小学校…50人/600人、中高校…100人/1300人
私が教えた学年 小学校…year5〜year7、中高校…year8〜year12
1週間の平均授業数 小学校…17コマ、中高校…4〜8コマ
学校の様子 小学校…
創立80周年以上を誇る歴史のある学校です。日本語教育に関しては20年間教えられており、現在は小学5年生から7年生(QLD州は7年生までが小学校です)までに日本語のクラスがあります。とても熱心に日本語の授業に取り組んでいる学校で、日本語でのコミュニケーション能力の向上や日本文化の紹介等に力を入れています。

中高校…
20年間以上日本語が教えられていて、日本語の先生が4人もいる日本語授業に大変熱心なQLD州立中高校。1週間の日本語の授業数は全部で50クラス以上になります。日本に関するイベントもよく催されています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

子どもたちが日本語を勉強している姿に大感激したアシスタント初日、生徒たちの様子や教室の内装…見る物全てが刺激的でした。
その数日後にぶち当たった壁が、やはり『英語力』。生徒たちが言っていることがさっぱり聞き取れませんでした。話しかけてきてくれているのに『???』という顔をしている私を見て『もう、いいよ。』と話すことを諦めさせてしまった時は、申し訳なさと悔しさでいっぱいになりました。
 それから約5カ月経った今、生徒たちや先生方と時間を共有し、共通の話題が徐々に増え、英会話力が少しは伸びたと思っています(そう信じたいです)。

その他、嬉しかった思い出はたくさんあります。つたない英語力ではありますが、日本語科の先生に京都の長屋の特徴と、『うなぎの寝床』と言われる、その独特な形の理由が伝わったことをはじめ、英語を母国語として話す人・第2言語として話す人…色んな人と英語を使って『意思疎通ができた!!』と実感した時は鳥肌が立ちました(大げさですが事実です・笑)。 そして、メインの先生の陰でバックアップに徹し、授業がスムーズに終わった時や、私のイラストや工作、私の声によってできた教材を、日本語科の先生方に満足していただいた時、アシスタント冥利に尽きるなと思いました。私にしかできない仕事ができたと思っています。

『日本の外』を学びにオーストラリアへやって来て、様々な人と接したこの時間は、『日本の中』…日本人の察しと尊びの心の素晴らしさを、改めて誇りに思う時間でもありました。これも大げさかもしれませんが、日本人である自分のアイデンティティーについて、考えられた・考えさせられた時間でもありました。

楽しかった日も、悔しかった日も、疲れた日も、嬉しかった日も、オーストラリアでの時間と出会い全てが、私の糧となりました。本当に感謝です。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。(ホームステイ・小学校)
7時00分 起床
7時30分 朝食 シリアル など
8時20分 学校到着
8時50分〜9時50分 午前活動 year5の日本の小学校の様子
9時50分〜10時50分 午前活動 year5の日本の小学校の様子
10時50分 モーニングティー 野菜と鶏肉のスープ
11時30分〜12時15分 午後活動 year7の日本食…文法【大好き・好き・好きじゃない・嫌い・大嫌い】です
12時15分〜1時00分 午後活動 year7の日本食…文法【大好き・好き・好きじゃない・嫌い・大嫌い】です
13時00分 昼食 スタッフルームでりんごをかじりながら教材準備
13時30分〜13時50分 スタッフルームで教材準備
13時50分〜14時50分 year5の日本の小学校の様子
16時30分 家到着
17時00分〜19時00分 ホストファミリーと熱帯雨林へウォーキング(山登り)
20時30分 夕食 ローストチキンなど
21時00分〜23時00分 メールチェック・シャワー・今日の授業のおさらい・晩酌
23時 就寝
※ある一日のスケジュールです。(ルームシェア・高校)
5時30分 起床
6時30分 朝食 前夜に作っておいたおにぎり
7時30分 学校到着 iPodで日本の新聞チェック・BBIに提出のマンスリーレポート作成
9時00分〜10時10分 午前活動 year10 パワーポイントでプレゼンテーションという学期末課題に向け、日本語の早口言葉を使って舌のエクササイズ
10時10分〜11時20分 午前活動 year12 『自然災害』についてリーディング・英訳
11時20分 モーニングティー シェアメイト作 トマトソースのパスタ
12時00分〜13時10分 午後活動 教材準備
13時10分 昼食 日本語科の先生方とお話ししながら教材準備
13時50分〜15時00分 午後活動 year9 『日本のレストラン』注文のしかたロールプレイング
16時30分 家到着
17時00分〜19時00分 食器洗い・洗濯・シャワー
19時30分 夕食 シェアメイト作 カレーライス
20時00分〜21時30分 メールチェック・日本の家族とSkype・TV・シェアメイトと晩酌
21時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
日本語の発音モデル、発音指導、漢字指導、スピーキング練習、ライティングの採点、書道、折り紙、日本料理、日本文化の紹介、授業巡視など。
質問授業を一人で任されましたか? No
『アシスタント』に徹しました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? NO
freshieのyr5が他教科で中国について勉強した時に、その延長でお習字をさせたいとの要望があり、準備・指導・片付けをさせていただきました。 ホームルームクラスとLOTEのコラボレーションといった感じでしょうか。
質問派遣地はどんなところでしたか?
北部(freshie方面)は閑静な住宅街といった雰囲気。
南部(Gordonville方面)は農家が多い印象です。
Cairns全体的にはサトウキビ畑をはじめ、海・山・熱帯雨林など自然が本当に多い町です。
しかし、市街地へ行くと日本にあるようなショッピングモールや、日本人観光客がとても多いので、日本食レストラン・日本の物を販売しているお店が本当に充実しています。その為、味に対して日本が恋しいと思うことはありませんでした。(日本人経営者によるお店がほとんどなので、味は本当に日本のものです。)

連日、地元紙にさまざまな犯罪の記事が載っている事や、日本領事館から不定期で送られる日本人が被害に遭った犯罪の情報メール等から、『治安超良好!!』と断言することはできませんが、きちんと危険に対する自己判断・危険予測ができていれば、怖い思いをすることは無いと思います。(初歩的ですが、夜ひとりで出歩かないといったこと等。)

こちらに到着した7月下旬は、朝・晩はかなり冷え込み、その時の滞在先の家がクイーンズランダーで風通し超良好ということも手伝って、朝は凍えて目が覚めていました。それでも日中は気温が20度〜25度くらい上がり、半袖で過ごせる程でした。 今では寝るときに冷房が必要な程にまでになりました。気温にしても日照時間にしても、日本とちょうど逆転しているのでは、と個人的には感じます。

(ケアンズに限った事ではないのかも知れませんが)日本人の女性が地元の男性に声をかけられていて、それがナンパだということに気づいていないのか、気づいていても切り上げられないのか、長々と足止めを食らっている光景をよく見かけます。(私も最初は、ナンパだという事に気づきませんでした・笑)
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
大学2年生の9月、私はオーストラリアが大好きになりました。

大学の夏休み期間中の短期留学プログラムに参加し、約4週間オーストラリアのゴールドコーストでホームステイしながら語学学校へ通いました。ホストファミリー・語学学校のスタッフの方々・道端ですれ違う人でさえとても親切で、人の温かみを感じた私の海外初経験でした。
『いつかまた、オーストラリアを訪れたい!!』その思いと並行して、『いつかは海外で中期から長期留学がしたい!!!』と考えていました。
その夢を抱きながら、大学を卒業し、大阪府立の高校で常勤講師の仕事に就くことができました。毎日、英語に接することができる環境。それは私にとって、とてもありがたい環境でしたが、それと同時に海外経験がほとんど無い私が、外国語・外国の文化を子どもたちに教えているということに違和感を持ち始めました。そしていつしか留学への思いがより一層、強くなっていきました。

一大決心で留学の決意をし、行き先を考えました。当初はニュージーランドも考えましたが、オーストラリアの方が日本との時差は少なく、そして何よりも『もう一度訪れたい!!』と思っていたのが決め手で、オーストラリアにしました。
語学留学の資料を読み漁っていた最中、この日本語アシスタント教師プログラムの存在を知りました。語学学校の机上で学ぶスタイルよりも、現地の学校に入る方が自分の性に合っていると思った点、生の英語の環境に飛びこめるのではないかと思った点、日本での教員経験が活きるのではと思った点から、私の留学プランは日本語アシスタント教師プログラムへとシフトチェンジしたのでした。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
・classroom Englishや、折り紙の折り方を説明するときに必要な単語
・漢字の書き方を説明するときに必要な単語、フレーズ。
・漢字の成り立ちを絵で説明している本。
・現在の日本の小学校・小学生の様子を知る。
『私が小学生の時もこんなのだった!!??』と思う事が多々あったので。世代の違いなのか、文化の違いなのか、戸惑う事も多々ありました。
・国際運転免許証。運転しないにしても、あれば便利だったなと思います。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム参加費用 約40万、ホームステイ・ルームシェア費用 $120.00×19週=$2280、航空費用 約15万、その他 交際・娯楽・国内移動等費用 約20万
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
当初の予定では、現地の学校・子どもを知る→J-shine資格を取得する→帰国→小学校で英語を教えられたらなぁ。と思っていました。もしくは子ども向けの英語教室勤務か、はたまた高校の常勤講師に戻るかと考えていました。
が、ぐるり方向転換ですね。明日は明日の風が吹きます(笑)
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
リスニングは明らかに良くなったと思います。
些細なことですが、シドニーの研修中に購入したフォンカードのガイダンスの英語が、その時は全くと言って良い程、聞き取れませんでした。(何やらそのガイダンスは強いアメリカ英語訛りとのこと)それから約5カ月経ち、久しぶりにそのフォンカードを使ったらスラスラ耳に入ってきて、衝撃を受けました(笑)
TOEICスコアにも反映されることを祈ります。
reading・grammarに関しては、謎です。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
このプログラムでは(英語力ももちろんですが)、自分の『日本人力』が試されます。
『今、横綱は何人いるの??』
『今日は日本語科のイベントだから、この浴衣を着てね。』
『「おてもと」ってどういう意味??』
『空手の帯の色は何色があるの??』
『この壁に飾るためにお習字で漢字を書いてちょうだい。』
『力士がまわしにつけている「下がり」って何のため??』
…などなど、どきっとする質問やリクエストも、中にはありました(笑)

また、このプログラムでは、自分の小学生時代の勉強がとても関わってきます。
平仮名・片仮名・漢字の書き順
折り紙の折り方
原稿用紙の使い方
運動会の競技のルール
『て・に・を・は』助詞の適切な使い方、作文力 …などなど、あの頃学んだことが、今になってこんなに役立つとは、思ってもみませんでした(笑)

できるだけ多くの体験談を読み、可能であれば日本を発つまでに、派遣先の日本語科の先生とメール等でやりとりをし、ご自身のアシスタント像をイメージトレーニングしていくことが大切だと思います。
このプログラム、とってもやりがいありますよ♪
質問現地サポートはいかがでしたか?
マンスリーレポートのコメントからお悩み相談×BBIでアレンジしてもらっている人数…お一人分の仕事量を考えると頭が下がります!!!本当にお世話になりました。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 重松理恵さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 重松理恵さん オーストラリア
プロフィール
社会人経験を経て、2011年7月から1学期間参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
英語の上達と日本文学や文化に対する反応を生で感じてみるのが目的でした。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア NSW州 Mittagong(シドニーから110キロ)
地域の人口 約6000人
学校の形態 私立女子一貫校
職員数/生徒数 30人/305人
私が教えた学年 kinder〜year12
1週間の平均授業数 20コマ
学校の様子 日本語の先生が3人いる日本語授業に大変熱心な私立カトリック系中高校。日本語のコミュニケーションスキルアップを中心とした活動を期待される

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

私がこのプログラムに参加した一番の目的は、自分が好きな日本文学を紹介することでした。日本のアニメが外国で人気があるのは知っていましたが、日本の昔話にはどういう反応を示すのかが個人的に前々から気になっていました。そこで、「かぐや姫」と「鶴の恩返し」を中高生の日本語の授業で紹介させてもらったのですが、ハッピーエンドしゃないことにみんなはこれで終わり?!と驚いたり、悲しんだりしていました。その反応を見て、日本の文化の面白さや特異性を自分でも改めて実感することができたのは、とても新鮮で、より日本に興味を持つようになりました。

もちろん、英語の上達も望んでいましたが、友達が作ったホームタウンの歌を紹介したり、用意していった茶道道具と浴衣でお茶会の授業をしたり、J―POPと日本の行事写真を組み合わせて自分で作ったDVDを流したり、折り紙を一緒にすることなどで、言葉の壁を越えた異文化交流を実践することができたのは、言語の上達関係なく、私にとってはとても価値のある経験となりました。

とはいっても、元々私はどちらかというと無口の上、英語も得意ではないので、英語ができないのはしょうがいないと開き直りはするものの、どうしていいかわからず辛く、苦悩の日々を過ごしていたのも現実でした。そんな私でも途中からは、毎回子供達が抱きついてきてくれたり、挨拶してくれる学生が増えたり、最後のお別れの時は泣いて悲しがってくれたりということがあったおかげで、滞在した2カ月は、本当に楽しくて、感動的でした。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時30分 朝食 シリアル、トースト、卵、ベーコン など
9時00分 学校到着
9時00分〜9時50分 午前活動 year12の漢字指導やスピーキング練習
9時50分〜10時40分 午前活動 year11のスピーキング練習
11時00分〜11時55分 午前活動 year10の授業巡視
12時00分 昼食 サンドイッチ
12時50分〜13時45分 午後活動 year9の授業の巡視
13時45分〜14時40分 午後活動 year8の授業の巡視
14時40分〜15時35分 午後活動 テストの採点なや教材準備など
16時00分 家到着
18時00分 夕食 サラダ、チキン、パンなど
読書、テレビ、明日の準備など
23時 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
日本語の発音モデル、発音指導、漢字指導、スピーキング練習、ライティングの採点、書道、折り紙、日本料理、日本文化の紹介、授業巡視など。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? YES
Preschoolで週一回お手伝いしていました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
滞在時期が冬だったため、山の中にあるMittagongは、とても寒かったのですが、近くには、国立公園も多く、たくさんの自然や動物に囲まれている静かでのんびりした場所だったので、食べ物もおいしく、とても快適に過ごすことができました。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
最初は、イギリスかアメリカで活動しようと考えていましたが、ビザや自分の英語力を考慮した結果、オーストラリアが一番日本語教育に熱心な国で、日本語教師の資格のあるなしに関係なく受け入れられやすい環境であることを知って、オーストラリアにしました。また、10年前にブリスベンに約1カ月ホームステイをした経験もあり、その時も一生ここで暮らしたいと思ったほど気に入っていた国でもあったので、もう一回お世話になってみようと思い、オーストラリアを選びました。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
日本のことを英語でどう説明するかは、調べておいたのですが、それをもうちょっとすらすら話せるように練習しておけばよかったと思いました。また、普段の仕事が日本語教師や学校の先生というわけではないので、教師という仕事や学校について少しは知識を身につけておくべきだったと思いました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
参加費30万、滞在費6万、その他5万、旅費40万ほど
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
率直に言うと、滞在時は、自分の持っている英語力を日本にいる時よりは活用して、何とか暮らしていたという感じだったので、自分の上達はあまり実感できないのですが、自然に出てくる単語が少し増えた気がします。そして英会話のコツが何となくつかめた気がします。
質問今後の目標は何ですか?
ボランティアで日本語を外国人に教えてみたり、仕事で留学生とかかわる機会があるので、そういう機会をもっと増やすことで、自分なりに国際交流を地道に続けたいです。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
目標が明確であれば明確なほど、うまくいくと思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
電話をかけて下さったり、日本語新聞を送って頂けたのは、ありがたかったです。現地の学校には、オーストラリア人と結婚して住んでいる日本人の方が2人アシスタントで週一回ずつ来ているので、自分の立場に最初は戸惑いました。そういう情報が事前にあればよりよかったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 田渕麻美さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 田渕麻美さん オーストラリア
プロフィール
大学国際文学部所属。大学在学中に休学して参加
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
大学を卒業する前に海外に行きたい、語学学校などではなく、現地の人と一緒に生活したい、日本人のいない、英語を使わなければならない環境で生活したい、日本で英語の教員免許を取得する予定なので、ALTとして働きたいなどが動機
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア ビクトリア州 メルボルンから60キロ
地域の人口 約14000人
学校の形態 私立共学中高校
職員数/生徒数 120人/1400人
私が教えた学年 Year7〜Year12 (中学1年生〜高校3年生)
1週間の平均授業数 18コマ
学校の様子 日本語の先生が3人いる日本語授業に大変熱心な私立カトリック系中高校。日本語のコミュニケーションスキルアップを中心とした活動を期待される

私の体験談

オーストラリア日本語教師海外派遣プログラム体験談 田渕麻美さん

初めての海外長期滞在ではじめは不安ばかりでしたが、周りの人に支えられ、充実した濃い半年を過ごすことができました。人の温かさを感じることが多く、まだまだ緊張していた私に遠くからHi Asami〜!と手を振ってくれたり、習いたての日本語でがんばって話しかけてくれたり、またホストファミリーには、うまく英語でコミュニケーションがとれなかった私に今日は学校で何をしたのと毎日話をふってもらったり、忙しいにもかかわらず毎週末何らかの楽しみをつくってもらったり…本当に感謝しています。

生徒たちは好奇心いっぱいで日本についていろいろ質問をしてくれ、year12となると熱心に勉強する生徒に驚かされました。学校では基本的にアシスタントとして活動させてもらい、year12の生徒とは週に一回一対一で会話練習をしました。英語がうまく伝わらなかったり、低学年の授業ではあまり役に立ててないと感じたりすることもあり、ふがいない思いもしましたが、それもモチベーションになりました(いま振り返ると、もっとできたのではと思うところもありますが…。恥ずかしがっていたりためらったりしていては損だということを感じることも多く、しかしまだまだそういう面が自分の中に残っているので、今後とっぱらっていきたいです)。

週一回の昼休みのおりがみクラブや学期末におこなった柔道の紹介など、日本の文化に興味津々で楽しむ生徒を見るのはうれしかったです。学校以外では地元の柔道クラブに週一回参加し、小さい子どもたちと一緒に柔道を楽しみました。一日の大半をオーストラリア人と過ごすことで、日本では当たり前のことがそうではないと気付くことも多く、日本を外から見ることはとても興味深かったです。英語の面、学校での経験、ホストファミリーとの生活など、何をとってもこのプログラムを選んで本当によかったと思います。BBIさん、準備研修は心細かった私にはとてもありがたく、マンスリーレポートもモチベーションになりました。ありがとうございました!


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時50分 起床
7時 朝食 シリアル
8時15分 学校到着
9時05分〜9時55分 午前活動 year10 テキストに沿った文法
9時55分〜10時45分 午前活動 year12 一対一の会話練習
10時45分〜11時35分 午前活動 空き時間:英語の勉強、練習問題や単語カードの作成、添削
11時35分〜12時25分 午前活動 year7 日本の文化について
12時25分 昼食 サンドウィッチ
13時35分〜14時25分 午後活動 year8 家族紹介ミニブックの作成
14時25分〜15時15分 午後活動 空き時間:英語の勉強、練習問題や単語カードの作成、添削
16時30分 家到着
16時30分〜18時30分 読書、日記、あれば授業の準備
18時30分 夕食 ラザニア、サラダ
19時30分〜22時00分 家族だんらん(テレビ、DVD、トランプ)、シャワー、リラックス
22時 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
基本的にどの学年でも日本語の先生が教科書に沿って行う授業のアシスタントをしました。Year7やyear8ではビンゴをしたりポスターをつくったり、生徒たちが楽しめるような授業が多くありました。Year11やyear12では文法中心の授業で、エッセーやリスニングの練習をしたり、時にはカルタやすごろくを使って漢字や文法の復習をしました。どの学年の授業でも、日本とオーストラリアの違いを扱うことが多く、日本ではどうか、ということをよく聞かれました。また、year12では週に一度、一対一で会話練習をしました。

授業をすすめるのは日本語の先生で、私は文章を読み上げたり、課題をしたりエッセーを書いたりしている生徒を見て回って手伝ったり、板書したりしました。また、テストやエッセーを添削したり、上のほうの学年ではテストや練習問題を作ったりしました。
質問授業を一人で任されましたか? No
自分で授業の内容を考えて、ということはありませんでしたが、先生がお休みのときはその先生が作ったワークシートを生徒がするのを手伝ったり、オーラルテストのための練習をしたりエッセーを手伝ったりしました。Year12の授業で先生がいないときは一人でしましたが、他の学年の授業では監督の先生が来てくれたので、指示が伝わらない、生徒がうるさくして困るということはありませんでした。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? No
いいえ、ありません。
質問派遣地はどんなところでしたか?
この学校はMelbourneのcityから電車で約一時間のLilydaleという町にあります。 学校からはきれいな景色が見られ、スクールバスからはたくさんの羊や馬も見られました。冬だったので雨の日が続き、日差しが恋しくなりました。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
大学を卒業する前に海外に行きたい、語学学校などではなく、現地の人と一緒に生活したい、と漠然と考えていたのですが、日本語アシスタントのボランティアのことを大学の先生から知り、こんなに私に合ったプログラムは他にはない、と思いました。日本人のいない、英語を使わなければならない環境で生活できること、ホームステイをすることでオーストラリアの生活を経験できること、学校でALTとして働くという、普通のワーキングホリデーとは違ったことができることなど、とても魅力的なプログラムだと思いました。

また、日本で英語の教員免許を取得する予定なので、ALTとしてオーストラリアの中学高校で働き、教師という職業について考えたいというのも大きな理由です。オーストラリアを選んだのは、他の国よりも日本語教育がさかんで日本語の授業数が多いと聞いていたからです。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
半年間のアシスタントとしての活動を終えて、このプログラムに参加して本当によかったと思いました。 海外に長期間滞在するのは初めてで、英語もたいして話せないのに学校でアシスタントなんかできるのかと学校に来る前は不安に思っていました。 しかし、生徒、先生、ホストファミリーはあたたかく迎えてくれて、そのような不安もすぐになくなりました。 私の授業はyear11とyear12が多く、他の学年ではいろいろなクラスに行っており、週に一度しか行けないクラスがほとんどで、二週間に一度だけしか行けないクラスもありました。 しかしそんなクラスの生徒たちも遠くから私を見かけると「こんにちはー」や「Hiあさみー」と声をかけてくれ、授業で教室に入ると嬉しそうに名前を呼んだり日本語であいさつしたりしてくれました。

また、このプログラムは英語の上達にぴったりでした。日本人がいない環境で、日本語の先生とも日本語で話すことはありませんでした。 自分の英語が問題で生徒の質問に答えられないということも多々ありましたが、それがまた英語をがんばろうという気にさせてくれました。 また、ホームステイをすることができたのもよかったです。ホストファミリーと一緒に過ごした時間は、学校で生徒と過ごした時間と同じぐらい心に残っています。 学校以外では、地域の柔道クラブに週に一回参加して、スポーツを通していろいろな人とかかわることができました。

しかし、半年を終えてまだまだ自分はひかえめだなと感じます。他の授業に参加させてもらったり、学校以外の活動にもっと積極的に参加したりしてもよかったんじゃないかなと思います。 あと半年のオーストラリアの滞在や、日本に帰ってからの生活に、この半年での反省点をいかしたと思います。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
英語の勉強はもちろんですが、日本のことをもっと知っておいたほうがよかったと思いました。英語については、ホームステイ、学校、そのほかの場所でも、皆私のつたない英語をがんばって理解してくれて助かったのですが、英語が分かればもっと楽しめるんだろうなーと思うことが何度もありました。日本については、自分の出身地の人口などの基本的なことから、ひな人形の値段、どうして侍は切腹するのかなど、いろいろなことを聞かれてすぐに答えられない、うまく説明できないということがたくさんありました。あとは料理です。料理が上手だったらホームステイ先で和食をつくりたかったのですが、人に食べてもらうようなものをつくる自信がなく、おすしだけしか作れませんでした。情けないです。。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
参加費、ホームステイ代、ホリデー中の旅行やその他出費をあわせて85万円ぐらいだと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
やはりリスニングが一番伸びたと思います。半年前は小さい子どもや初対面の人はもちろん、ホストファミリーや日本語の先生の簡単な英語も聞き取るのに苦労していましたが、今ではいろいろな人の英語を聞き取れるようになったと思います。スピーキングについては、発音や流暢さはまだまだですが、英語を話すことの抵抗はなくなりました。語彙も、高校では学ばないような日常生活に関するものが増えたと思います。
質問今後の目標は何ですか?
あと半年はオーストラリアで過ごす予定なので、この半年で少しは伸びた英語を、使いこなせるまでになりたいです。私がこのプログラムを選んだ理由は、将来の選択肢の一つとして英語の先生もいいなあと考えていたからなのですが、半年が終わった今、はっきりと英語の先生になりたいと思うようになりました。この半年で学んだことを将来にいかしたいと思います。また、日本語を教える楽しさを実感したので、日本に帰って大学を卒業するまでの間に、日本で日本語を教えるボランティアか何かできたらなあと漠然と考えています。あと、この半年で出会った素敵な人たち、特に新しい環境にとまどう私によく声をかけてくれたホストファミリーや先生たち、生徒たちを見習って、今後の私の行動に反映させていきたいと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
最初は何もかもが初めての経験で、戸惑ったり、どのように生徒と接していいのか分からなかったりするかもしれませんが、ためらいやはずかしい気持ちは忘れて、生徒や先生との交流やホストファミリーとの生活を楽しんでください!
質問現地サポートはいかがでしたか?
準備研修がとてもありがたかったです。オーストラリアに知り合いが一人もいない状況だったので、同期と出会えたことは私にとってとても大きかったです。毎月送ってもらった他の参加者のマンスリーレポートもよかったです。他の人のレポートを読むことはいい刺激になりました。もし可能であれば、出発前に、私が派遣されたのと同じ学校に過去に派遣された人のレポートなどを送っていただけたらありがたかったです。学校によって授業の内容や、アシスタントに求められることなど本当に様々だと思うので、自分が派遣される学校ではどうなのか、ということを過去の参加者のレポートから知ることができたら、不安も減って、学校にあわせた準備もできるのではと思います。

また、いただいたホームステイ先の情報のメールアドレスが二件とも正しくありませんでした。BBIさんには既に間違えたメールアドレスが知らされていたのかもしれませんが、あいさつのメールを送ったときにエラーが返ってきて少し焦りました。二件とも絵葉書を送り、喜んでもらえたので逆によかったのですが。また、大したことではありませんが、この派遣校は公立ではなく、私立だそうです。情報が正確ではないことが数点あったのが少し気になりました。

【BBIより】正しい情報をお伝えきれなくて申し訳ございませんでした。基本的にBBIでは学校から届く情報を基に皆さんに情報提供をしていますが、今後ともできるだけ正しい情報が送れるように尽力したいと思います。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 入部杏子さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 入部杏子さん オーストラリア
プロフィール
大学(文学部教育学科)卒業後すぐにこのプログラムに参加。
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
将来教員を目指しているので、海外の学校で先生として働きたい!
英語も勉強できる上に、海外の教育現場に関わることができる!
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア SA州 Victor Harbor
地域の人口 約12000人
学校の形態 私立一貫校(小学校準備学年から高校3年生)
職員数/生徒数 50人/650人
私が教えた学年 レセプション〜Year12
1週間の平均授業数 20 lessons
学校の様子 20年間日本語が教えられている大変熱心な学校。小学校準備学級から高校3年生までの一貫校でキャンパスが2つ日本語の先生も複数いる学校で過去参加者全員が大満足の派遣校。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

オーストラリアでの一年間はほんとうにあっという間でした。しかし、一生忘れられない思い出がたくさんできました。今まで海外旅行や短期留学は経験していたものの、長期滞在は初めてでした。派遣地を知ったときはその場所がどこなのか、どんなところなのか全く知らなかったので、とても緊張しましたがまたとても楽しみでもありました。そしてビクターハーバーは私の大好きな場所になりました。人口12000人というとてもとても小さな田舎町ですが、住んでいる人はほんとにみんな優しく、自然もいっぱいのすばらしいところでした。特に私のお気に入りは美しい海です。歩いて5分で真っ青なビーチに行ける事は海が大好きな私にとって幸せなことでした。

この学校の子ども達はほんとに人懐っこくて、みんなニコニコしててすぐに私に寄ってきてくれました。小学校準備学級から、高校生までいるキャンパスはみんな学年を問わず仲がよく、みんな家族のようでした。幼稚園生と高校生が昼休みにおしゃべりしたりする光景は日本では見たことがありません。とてもかわいい子ども達に巡り合えたことは私のアシスタント生活を何倍も楽しいものにしてくれました。また、先生方もとても親切な方ばかりで、若い先生からベテランの先生までいろいろな先生が声をかけてくださいました。空き時間にはいつでも教室にきていいわよ、と言ってくださる先生や、休日にサイクリングに誘ってくださる先生もいて学校内外問わずに仲良くしてくださいました。ほんとに素敵な先生ばかりで、私も将来こんな先生になれたらなぁと思う方ばかりでした。

学校の活動以外でも、地域のイベントやクラブにも積極的に参加しました。特に地域のバレーボールは自分で地域紙から見つけ出し、自分でコンタクトを取って始めました。スポーツは言葉が違っても楽しさを共有できることを知りました。また夏にはずっとやってみたかったビーチバレーのチームにも入ることができました。そしてトーナメント戦で2位になったので地域新聞にも写真が載りました。すごくうれしかったです!!!また、友達や日本語の先生と参加したトライアスロンもとても思い出に残っています。とっても大変でした!

ビクターハーバーでの生活は時間がとてもゆっくり流れましたが、とても充実した時間でした。そして、いつでも待っているだけではなく自分から行動を起こすこと、いつでも感謝の気持ちを忘れないことを学びました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時 起床
7時30分 朝食 シリアル・トーストなど
8時30分 学校到着
9時10分〜10時00分 午前活動 8年生ひらがなテスト・ひらがなを使ったゲーム
10時00分〜10時50分 午前活動 8年生教科書をつかった文法事項など
11時10分〜12時00分 午前活動 テストの採点・プリント、教材作成などのフリータイム
12時00分〜12時50分 午前活動 12年生会話の練習、テキストの音読練習など
12時50分 昼食 サンドウィッチ
13時40分〜14時30分 午後活動 8年生ひらがなテスト・ひらがなをつかったゲーム
14時30分〜15時15分 午後活動 7年生簡単な会話例を使ったポスター作り
16時 家到着
16時〜18時 買い物、サイクリング、テレビ、パソコンなど
18時 夕食 ラムチョップ、マッシュポテト、温野菜
18時30分〜20時30分 ビーチバレー
23時 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
小学校準備学級・小学生では歌をうたったり、あいさつ・色・数字などの基本的な日本語をくりかえし練習し、それに関連したゲームをしたりしました。また、日本語以外の授業で勉強している内容(Inquiryの授業)と日本語を関連させ、そこで用いる単語などを勉強することもありました。
中学生はひらがなカタカナを覚えることをメインに、簡単な文法などをテキストを使って進めていきました。
高校生は個人の会話練習をしました。そのほかにリスニング、リーディングをテキストを使って行いました。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
日本語の先生がお休みのときは代わりの先生と共に日本語の授業を行いました。たいてい代わりの先生は日本語ができないし、日本語で何をやっていて今日は何をやるのかなどを知らないので、私がメインになって進めることが多かったです。しかも日本語の先生が休みだということをその日の朝いきなり知らされ、授業お願いします!ということが多かったのでいつも焦りましたが。。。笑 でも代わりの先生はできる限り助けてくれたので何とかなりました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか?
日本語の授業以外ではメインになって教えることはありませんでしたが、小学生のほかの授業に入ってライティングや算数の授業のお手伝いをしました。ネイティブの子にスペリングを教えるのはとっても不思議な感覚でした(笑)
質問派遣地はどんなところでしたか?
ビクターハーバーは人口12000人の田舎町です。初めはあまりの田舎に驚きましたが、すぐに慣れたしきれいな景色が好きになりました。そして田舎だからこそみんなとっても親切でやさしい人ばかりです!そして南オーストラリアの中では有名な観光地なのでサマーホリデーのときはたくさんの旅行者が来ていました。海がとってもきれいなところなので、のんびりビーチで過ごすには最高です^^夏もびっくりするくらい暑くなく、超快適でした。(ごくたまーに猛暑になりましたが笑)自然がいっぱいで人がやさしくて、私はビクターハーバーが大好きです!
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
小さいときから海外生活に強い憧れがありました。しかし、大学を卒業した私は語学留学も大学留学もあまり魅力的ではなく、もっと別の体験がしたいと思っていました。そして私は将来教員を目指しているので、海外の学校で先生として働けるというこのプログラムを知ったときはまさに私のためのプログラムだ!と思い、参加を決めました。英語も勉強できる上に、海外の教育現場に関わることができるこのプログラムは最高でした!

そして、私は大学時代にオーストラリアに短期留学しその美しさ、すばらしさに魅了され、行くなら絶対オーストラリア!という思いがありました。自然が大好きな私にぴったりでした。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
シドニーでの研修はとっても楽しかったのと同時に、同じオーストラリアで同じアシスタントとして働くことになった同期と出会えたことが一番良かったと思います。お互いに連絡を取り合って、どう過ごしているか授業はどうかなどいろんなことを聞くことができることで、お互いのモチベーションアップにもなるし、安心することができました。ホリデー中に旅行に行ったり遊びに行ったりと、ほんとうにかけがえの無い時間を過ごすことができました。

ビクターハーバーでの1年間では、ほんとうに毎日ゆっくりとのびのび楽しく過ごすことができました。辛いと思ったことも、帰りたいと思ったことも無く過ごせた私はとっても幸せものだと思います。特に学校の子ども達はみんなすぐに仲良くなってくれて、毎日笑顔であいさつしてくれる子ども達の姿はほんとうにかわいいです。また、「私日本語が大好き!」って言ってくれる子どもがいることで、私のやる気もアップしました!ほんとうに素敵な学校だと思います。

そして何よりも、自分が全く知らない土地に行って、そこでの生活を楽しむには何でも自分から積極的に動くことだと思いました。学校でも先生達と積極的に関わって、いろんな行事に自分から参加していくことで先生との関わりもできるし、世界が広がったと思います。学校以外での生活も、町でやっているイベントに参加したりなど、人と知り合うきっかけや自分の好きなことをするための方法はたくさんあります。遠慮してたらもったいない!ということを学びました。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
英語のことは、もちろんだとはおもいますが、それ以上に私は日本についての知識をもっともっと増やしておけばよかったなぁと思いました。自分の住んでいる地域のことだけではなく日本全体のことや、政治経済文化などオーストラリアと比べて日本はどうなのかと聞かれて、答えられないこともよくありました。日本人としてもっと知っておかなければならないことがたくさんあることに気づきました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
参加費用、ホームステイ代、日常生活費、旅行費などすべて合わせて1年間でおよそ130万ほどだと思います。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
英語のリスニングは確実に良くなりました。日常生活であればネイティブの言っていることも理解できるようになりました。ただ、ニュースをきちんと理解するまでにはなりませんでした。。。スピーキングも上達しました。とはいえ日本では英語を話す機会がほとんど無かったので自分の実力もあまりよくわかっていませんでしたが。。笑

日常生活の会話は不便なく過ごせるようになりました。また学校での教室で使う英語もたくさん覚えることができました!
質問今後の目標は何ですか?
小学校教員志望なので、オーストラリアで経験したことを子ども達に伝えたいです。異文化を勉強したり体験したりすることはとても大切なことだと思います。それは、オーストラリアの子ども達が日本語を学ぶのも日本の子ども達が英語を学ぶのも同じだと思います。オーストラリアで感じたこと、子どもたちから学んだことやオーストラリアの先生達の子どもへの接し方などを日本でも生かしていきたいと思っています。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
海外での生活は自分次第で100倍も200倍も楽しいものになると思います。全く違う環境、文化のなかで生活をするのですから何でもチャレンジしてみてください!日本人はどうしても遠慮をしがちで、私もはじめはそうでした。でもいらない遠慮はしなくてもいいんだ、ということに気づきました。自分から何でもまずやってみる!というポジティブな精神が大切だと思います。もちろん、このプログラムに参加している時点でチャレンジしてみよう!という気持ちを持った方ばかりだと思いますけどね♪
質問現地サポートはいかがでしたか?
準備研修はとっても良いと思います。ただ、行ったこともないオーストラリアの学校をイメージして模擬授業をするのは難しかったし、実際には使いませんでしたが。。。。マンスリーレポートと日豪新聞はうれしかったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 藤由紀子さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 藤由紀子さん オーストラリア
プロフィール
大学(文学部地球環境学専攻)在学中、4回生。9ヶ月間休学してこのプログラムに参加。
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
一度海外に行って、異文化圏の人と生活してみたかった。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 120点/100点
  • TOEIC出発前と帰国後のUP率・・・ 180点UP

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア QLD州 Cairns
地域の人口 約15万人
学校の形態 公立小学校(プライマリー)
職員数/生徒数 60人/650人
私が教えた学年 Year1〜7
1週間の平均授業数 25 lessons
学校の様子 創立80周年以上の歴史のある学校。日本語の授業に関しては15年以上の歴史があり、小学5年生から7年生までに日本語のクラスがあります。毎日授業があるなど、大変熱心に取り組んでいる学校です。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談 写真

大学生になったら留学する・・・と高校の頃から漠然と思っていました。留学の夢がかないオーストラリアまでやってきたのですが、最初の1ヶ月はとてもつらく長いものでした。何しろ、TV、まわりの人間、学校、家、スーパーのチラシまで全部英語。日本語が使えない環境は想像以上につらかったです。話せない、聞き取れない、そんな自分に悲しくなって泣きたいときもありました。

変化は2ヶ月目に現れました。スクールホリデー中に旅行したのですが、2週間のツアーをする中で、ウルル(エアーズロック)を見たり、カカドゥや雄大な自然の中で、生活し、世界中の国の人と語り合ったり、はしゃいだりして旅行の楽しさを知りました。そしてその旅行が終わり、ステイ先に帰るとホストマザーが「英語、聞き取りできるようになったね。」の一言。その後は学校や毎日の生活が段々楽しくなり、慣れてきました。

8ヶ月が経とうとしている今、英語を話すことはとても楽しいです。日本語の授業も自分から積極的に提案したり、一人でlessonをやらせてもらったりして、度胸が付いたし、何より楽しめるようになりました。(余裕を持つところまではいきませんが。)

また、この研修で社会と英語、どちらも教える教師になるという新たな目標も出来ました。今はまだトロピカル・バカンスモードですが、日本に帰国後、現実の世界に戻っても今の気持ちを忘れず日々頑張り、楽しんでいきたいと思います。

この8ヶ月は私の宝物です。BBIさんありがとうございました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時 起床
7時30分 朝食 シリアル コーヒー
8時 学校到着
8時50分〜9時35分 My Family grammer
9時35分〜10時20分 My Family grammer
10時20分〜10時50分 My Family grammer
11時30分〜12時15分 My Family grammer
12時30分〜13時15分 My Family grammer
14時05分〜14時50分 My Family grammer
15時〜17時30分 家到着
20時30分〜22時30分 ホストとおしゃべり & TV
23時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行なった授業内容を教えてください
making sushi、making dumpling、origami lesson、Japanese toy's lesson、Japanese songs 、grammerなど。
質問授業を一人で任されましたか? Yes
日本のおもちゃ(まりつき、けん玉、コマ)を使って遊ぶlessonを一人でしました。どのように使うのかや実際にデモしたあと子供たちにやらせました。
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか?
リクエストがあったので、普段は日本語のレッスンがないYr3に行き、折り紙を教えました。また、P.Eにも参加しレッスンのお手伝いをさせてもらいました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
熱帯雨林気候の暑い地域でした。湿度がたかく、怪我をすると傷口が治りにくかったです。また、日差しが強くサングラスは必須でした。すごく暑いのでプール&エアコンも必須!!
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
ホームステイ」では物足りないと思ったから。将来教師になることを考えると海外で先生をすることは将来役に立つと思ったし、何よりも海外の学校で教えてみたい!と思ったから。
あと、オーストラリアは英語に不安があった私のとって行き易い国だったから。(親日家が多い、多民族国家と聞いていたから。)
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
日本を出て、物事を違う角度から見れるんやと気付いた。日本の常識がオーストラリアではstrangeな事も良くあった。だから、周りに流されずにしっかり自分の軸を持って生きていかなあかんなと思った。(日本軸でもなくオーストラリア軸でもなく。)
また、文化の違いから(そんな大げさなものでもないけど)相手(オージー)の言動に傷ついたりすることがあった。異文化の人と話すときはなおさら相手の気持ちを考えて話さないとだめだと思った。でも、オーストラリアでは8ヶ月通して基本Happyでした!!
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
特になし。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
BBI参加費用 56万円
生活費(ステイ代含む) 60万位
旅行 35万位
合計 150万円くらい
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
全く違う。オーストラリア1ヶ月目は英語を聴くこと、話すことに疲れていて、泣きそうになる時が何度もあった。今は英語を使うことが当たり前だし楽しい。新しいスラングや単語ももっと知りたいと思うようになった。
質問今後の目標は何ですか?
将来、教師を目指しているが、オーストラリアで教壇に立って教えたことやオーストラリアで暮らしてる中で、気付いた事感じたことを先生になる過程で生かせたら良いと思う。(採用試験などで生かせればと思っています)
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
ホストマザーでも日本語の先生でも誰でもいいから何でも話せる人をつくるのがよいと思います。ストレスをためないように思ったことは話すようにすると良いと思います。後は常にchallenge精神と日本語教師を楽しめばもうこっちのもんです!
質問現地サポートはいかがでしたか?
最初現地について、誰も知らない人ばっかりだったので現地研修があることは大変心強かったです。派遣されてからもMonthly ReportやこまめなTEL等で気を引き締められたり、頑張ろうと思いました。本当にBBIにして良かったです。
オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 島千春さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 島千春さん オーストラリア
プロフィール
大学(薬科大学薬学部)卒業後、某製薬会社就職 MRとして大阪にて勤務。その後、Sydneyの語学学校にて英語学習をし、このプログラムに参加。
参加したプログラム
長期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
どうせ語学を勉強するなら語学学校でテキストとにらめっこするよりもNativeの人に囲まれて実際の現地の生活の中で学びたい・・・
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア NSW州 Albery
地域の人口 約8万人
学校の形態 私立一貫校(プリスクール、小学校から高校まで)
職員数/生徒数 50人/700人
私が教えた学年 Kinder〜Year12
1週間の平均授業数 17lessons
学校の様子 NSW州とビクトリア州の州境の私立共学一貫校。日本語教育に長い歴史がある。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

私の派遣先はNSW州とビクトリア州の州境の田舎町の私立校で、KinderからYear12までの総生徒数800人の私立一貫校です。非常に日本語教育が盛んで、日本の姉妹校と短期間の交換留学を行ったり、個人的に留学をしたりと驚かされるくらい日本語が上手な生徒もいました。

毎日3、4コマの授業に参加しました。Primaryでは日本の年中行事に因んで鯉のぼりを作ったり、七夕で願い事をしたり、紙相撲大会をしたり、エプロンシアターで日本昔話を教えたりと、楽しく日本語に触れる企画が多く、私も子供達と純粋に遊び回る日々でした。High Schoolはカリキュラムが作られておりアシスタントが中心になって授業を行う機会はほとんどありません。しかし、ListeningやConversation、Activity、Group work、不得意な生徒とのひらがな特訓など様々な機会を与えて頂き、とても充実した毎日でした。

普段の日本語の授業以外にも、外国語での発表会LOTE Festivalでは生徒と一緒にDef TechのMy Wayを歌ったり、Year12のImmersion Campでは学校に泊り込んで日本語特訓をしたり、Deb Ballでは真夜中まで生徒と踊ったり、姉妹校からのExchange期間中にも様々な企画に参加したり、School busで折り紙を教えたりと普通の留学生活では決して体験できないような思い出がたくさんできました。

もちろん大変なことがなかったとは言いませんが、毎日生徒たちがくれるキラキラと好奇心に満ちた眼差しや、ちょっとしたイタズラや騒がしさ、そして「先生」という呼びかけは大きな活力となり、5ヶ月間私を支え続けてくれました。私がたくさんの素敵な思い出を作れたのと同じくらい、この学校の生徒たちにも素敵な時間を残せていれれば嬉しいです。

素敵なチャンスを与えて頂き、本当にありがとうございました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時45分 起床
7時10分 メニュー(トースト・フルーツ・コーヒー)
8時30分 学校到着
9時00分〜10時00分 Year12 HSC対策マンツーマン会話練習等
10時30分〜11時00分 Kinder エプロンシアター 日本の年中行事
11時40分〜12時40分 Year10 Activity、Listening practice等 
12時40分〜13時40分 Year9 Workbookの手伝い、Activity等
13時40分 昼食 メニュー(寮生・職員用のダイニングにて かなり美味しい!!
14時00分〜14時25分 昼休み中 会話クラブ等のextra lessonの手伝い
16時20分 家到着
16時30分〜17時30分 ジョギング・ウォーキング・昼寝等
19時00分 夕食 メニュー(メイン料理・温野菜 毎週水曜は私が担当で和食)
18時00分〜22時00分 家族とリビングでTVを見ながら課題・勉強
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行なった授業内容を教えてください
Kinder〜Year4: 鯉のぼり・兜作り、七夕、エプロンシアター、折り紙、フルーツバスケット、紙相撲大会等
Year7〜8:Listening・Group work・Workbook・Weak studentsのextra lesson等の手伝い
Year9〜12:上記に加え、会話練習・作文の添削等
質問授業を一人で任されましたか?  No
授業を任されたと言うわけではありませんが、先生方が体調不良等で欠勤の際は、Extra teacherの監督の下、折り紙をしたり、Worksheetを手伝ったり、ひらがなカードを用いてゲームをしたりしました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
NSW州とビクトリア州の州境の小さな町で、冬は毎朝霜が降りて一面真っ白になったり、濃霧が出て渋滞になったりと大変な寒さですが、美しい大自然と田舎ならではの可愛らしい小さな町がたくさん集まったとても素敵な町でした。田舎嫌いの人にはちょっと辛いかもしれませんが、私は大好きです。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
以前から興味を抱いていた語学習得を、語学学校ではなく実際のNativeの生活の中で学びたい、特別な経験をしてみたいと思い、Volunteerへの参加を決めました。医療関係の仕事をしていたこともあり当初は病院でのVolunteerを考えましたが語学力の面からもハードルが高く、学校での日本語教師アシスタントにチャレンジすることに決めました。
AUS、カナダ、NZは以前旅行で訪れた経験から、旅行中の印象が非常に良かったこと、ダイビングが好きなこと、そして陽気な人々に惹かれてAUSを選びました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
私は将来教師になりたいとか、語学関係の仕事に就きたいとか、このプログラムに参加する多くの人が持っているような強い志望動機を持ってこのプログラムに参加したわけではありませんでした。どうせ語学を勉強するのなら語学学校でテキストとにらめっこするよりもNativeの人に囲まれて、実際の現地の生活の中で学びたいと言う漠然とした考えで、このプログラムへの参加を考え始めました。
しかし実際にAlburyの純粋で好奇心旺盛な生徒たちに囲まれて過ごした5ヶ月間は本当に貴重な経験となりました。派遣当初は生徒と会話が成り立たなかったり、常任の先生のクラスマネージメントのリズムが掴めず苦労したりしたこともありましたが、生徒がくれる笑顔や「こんにちは。ちはるせんせい。」と言う言葉一つで幸せを実感できる毎日でした。楽しかった思い出や、生徒と笑い転げた重いでは山のようにあってとても書ききれませんが、最も感動したのは生徒が自主的に計画してくれた「Farewell DVD」です。生徒が私にくれたたくさんの思い出と同じくらい、私もこの学校や生徒の心に何かを残すことができていればと思っています。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
英語の勉強。派遣前に12週間Sydneyで語学学校に通いましたが、派遣当初は生徒の話すことが聞き取れずとても苦労しました。日本語教材がとても充実していて準備していたものはほぼありました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
プログラム参加費用以外では、以下がかかったと思います。
ホームステイ費用:AU$100/週×19週=AU$19,000(Bus代込み)
その他雑費in Albury:100/月×5ヶ月=AU$ 500(Holiday中の旅費等を除く)
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
一番大きく成長したのはListening Skillだと思います。Sydney到着当初は語学学校の先生の指示を聞き取れなくて苦労しましたが、普段の生活の中でもある程度の会話は聞き取れるようになって来ました。もちろん、相手の方がゆっくり目に話してくれればですが…
質問今後の目標は何ですか?
WHの残されたSydneyでの4ヶ月間で、また別のVolunteerに参加できればと、病院やチャイルドケア・センターを中心に検討中です。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
最後の全校集会で私が生徒に宛てたラストメッセージです。みなさんも頑張って下さい。
I think, when you try to get a great experience, it’s the most important to enjoy your new challenge even if it's so difficult for you. Please challenge everything which you are interested in, and then I sincerely hope that you will get many precious experiences in the future.
質問現地サポートはいかがでしたか?
送料等の問題がなければ、日豪プレス以外の日本語情報誌も送って貰えるともっと嬉しいかもしれません。とにかく日本の活字に飢えていたので。また、派遣校がどの程度の日本語学習をしているか事前に情報が欲しかったです。いろいろ準備したものも既に学校にそろっている…という悲しい状況になってしました。AUSにいる間は何かあるたびにお世話になるつもりでいますので、今後も宜しくお願いします。

オーストラリア編(短期)

【短期】オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / T.Nさん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 短期オーストラリア
プロフィール
社会人を経験後、2018年11月より3週間参加
参加したプログラム
短期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
日本語を教えることが目的でした。
テスト週間や成績をつける学期末だったので、教えるとは違う面を体験した。
宿題のチェックやテストに向けての会話練習を手伝った。
新学期にむけて教材作り、日本語のニュアンス、言い方のアドバイスをした。
おおむね達成しました。
  • 日本語教師の資格・・・ 小学校教師免許
  • プログラムの満足度は・・・ 80点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア QLD州 
学校の形態 州立中高等学校
職員数/生徒数 約70人/約1200人
私が教えた学生のレベル 9年生 10年生
学校の様子 ブリスベンにある州立セカンダリースクールです。日本語教育は20年間以上行われており、現在は中学1年生から高校3年生まで日本語のクラスがあります。とても熱心に日本語の授業に取り組んでいる学校で、日本語でのコミュニケーション能力の向上や日本文化の紹介等に力を入れています。日本語の先生は複数名いらっしゃいます。また、日本語のクラスは週5日、1日に3クラスほどあります。日本語の授業がない時間は、授業の準備や、他の教科の先生のアシスタントをして頂いたり、日本語以外のクラスで日本文化の紹介などをして頂く予定です。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

 1週目は、学生たちの前で自己紹介をした。自分で用意した自己紹介を行ったが、生徒たちは、ある程度の自己紹介を学習していたので、このことを踏まえて、私の役割は、生きた日本語を伝えることだと考え、2回目の自己紹介から、生徒たちが今までの学習内容を使って話をしてみた。結果、私の自己紹介を聞き取ることができたようだ。

 私はおもに、机間巡視を行ったり、文の添削を行ったりした。この活動により、生徒たちの日本語の弱点やよく間違えるフレーズ、学習内容を把握することができた。他に、新学期にむけて教材作りの手伝いを行った。使用していたテキストは、「高校生活」「Wakattuta!」「みらい」などで、日本語のテキストを見るのは、すごく新鮮に感じ、文化に重きを置いている内容で、とてもわかりやすかった。先生は、「自分たちで内容を考えなければいけないから大変だよ。」と話しており、授業準備の面を知ることができた。教材を作っているときに何度も、「これであっていますか?」と尋ねられ、日本語の使い回しや細かいニュアンスなどを英語で伝えるのがなかなか難しかった。文章で書くけれど、口では言わないことがある言葉もあるので、日本人としての基礎知識が問われるように感じた。

 2週目は、テスト週間だった。リスニングのテスト勉強をかねて、私と先生でテキストを読み上げ、生徒たちが問題に答えることをしたのだが、先生から「とても大きい声で、感情がこもっていたね。」と褒めてもらい、とてもうれしかった。スピーキングでは、先生と1対1で10分のスピーキングテストがあるため生徒たちが、授業外で聞きに来たり、私が練習相手をしたりした。考えてみると、私が英語のスピーキングテストを受ける気持ちと同じなので、緊張する気持ちがよくわかる。私は「できてるよ!パーフェクト!」と声かけしたり、ほほえみかけたり、緊張を和らげる方法を考えるきっかけになった。

  授業内のアクティビティとして、「日本の7日間のりょてい」を作成するものがあり、「あさごはんに〜をたべます。のみます。」や「しんかんせんで、京都に行きます。」などのフレーズを使っていた。この授業では、事前に京都(アリソン先生が住んでいたところ)の観光地の説明を映像や英語の文で説明していた。生徒自身も日本について調べており、よく出てきたのが「京都、大阪、東京、広島」だった。 3週目は、自分で考えた授業を行った。授業の始まりに、「皆さんおはようございます。」「先生おはようございます。」と挨拶をする習慣がもともとあり、始めやすかった。 私は、自分の故郷について紹介をする内容を行った。結果として、1時間10分フルに使うことはできなかったのは、アクティビティ不足があげられるだろう。私からの一方的な紹介になっていたので、生徒たちが考えたり、動いたりできる物を取り入れるべきだったと思う。10年生のクラスでは、新しい文法の紹介に挑戦しようと思ったが、先生が見本を見せてくれた。

 「何をたべてみたいですか?」という質問で、「〜てみたい」というところの説明を英語でするのだが、「want」が「〜たい」で、動詞と「〜てみたい」になること、「のんでみたい?」「いってみたい?」などの活用も伝えていた。これを見たとき、文法をどのように教えたらよいか、とても勉強になった。

 短い期間ではあったが、先生からこれらの多くのことを学ぶことができた。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時30分 朝食 パンまたはシリアル 野菜ジュース
8時30分 学校到着
8時30分〜11時15分 午前活動1
11時15分〜11時45分 リセス
11時45分〜12時55分 午前活動2
12時55分〜13時35分 昼食:一昨日、昨日の夕食 作り置きの物 サンドウィッチ
13時35分〜15時30分 午後活動1
16時00分 家到着
18時00分〜18時30分 夕食:ラザニア 日本食 カレー シチュー ラビオリ 春巻き など
22時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
自分の故郷の紹介、観光地、食べ物
折り紙 絵本
質問授業を一人で任されましたか? YES
自分の故郷を紹介しました。
質問日本語授業の他に参加されたイベント等はございますか? YES
ブレイクアウト、不審者対応、演劇クラス
質問派遣地はどんなところでしたか?
静かで自然が多い。職員室が5つある。
毎回サインインとサインアウトが必要。
車通勤だったので助かりました。バスは本数が少ないです。
シティーまでは、バスを2つのりつぎ、1時間以上かかる。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
日本語を教える仕事を体験してみたかったから。
将来日本語教師になりたいと思ったから。
質問プログラム参加前にしておけば良かった事、これから参加する方へのアドバイスは何ですか?
授業のネタになるようにいろいろな準備をする。チラシや新聞を持っていくといいでしょう。
日本のアニメやテレビ、音楽についても知っておくといいでしょう。
日本の名所(京都、大阪、東京、広島)について知っておくとよいでしょう。
ホストファミリーとの会話になるネタも用意しておくと楽しく過ごすことができますよ。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
週140ドル(ステイ代金)と週15ドル(お菓子、水など自分用)
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
スピーキング力とリスニング力が向上したように思います。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
この経験は、日本の教育現場でも外国の教育現場でも役に立つと思った。
海外の学校の設備にしても内容にしてもテストにしても毎日すべてが新鮮に感じた。
そのときの気持ちや学んだことを忘れずにいつも新鮮な気持ちで取り組みたいと思う。
今後、日本の魅力を伝える活動をしたいと思った。
質問現地サポートはいかがでしたか?
事前の電話面談がよかった。
今までの参加者のアンケートを見てみたかった。
【短期】オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / E.Hさん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 短期オーストラリア
プロフィール
大学在学中、2017年7月より3週間参加
参加したプログラム
短期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
大前提にあるのが英語力の向上。次に海外の文化や価値観を学ぶことです。語学学習は日本でもできることでありますが実戦的に英語を使い身につける方が伸びも早いのではと思いました。それだけではなく、自分の専攻は法学ですが多くの視点から物事をとらえるのはこれから社会人になる自分には必要不可欠なことであると考えています。このような視点を持つことで将来自分が生きる生き方も変わってくるのではないかと思いました。帰国後、大きく変わったことは意見が発せられるようになったことです。10人いれば10人違った意見がある。これは当たり前のようで日本人が一番実践できていない考えであります。しかしこれは日本人の悪い点でもあると思います。この点は海外に行かなければ気づきませんでした。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 120点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア VIC州 
学校の形態 公立共学中・高校
職員数/生徒数 約60人/約500人
私が教えた学生のレベル 初級レベル
1週間の平均授業数 30コマ
学校の様子 20年以上に亘って日本語が教えられています。Year7からYear12までの学生が日本語の授業を受けています。日本語の授業は週5日、1日4クラス程度の授業があります。学校ではサイエンス、テクノロジーやアートに力を入れています。グラウンドは8ヘクタールもの広さがあり、大きなレクリエーションエリアや、生徒が創ったアートが置かれたガーデンが併設されていたりと、充実した施設を備えています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

日本語講師を通して得られたものは、大きく分けて2つあります。

1つ目は文化や習慣を身に着けられることです。
中でも私が驚いたのは挨拶です。日本は島国なためか、移民も少なく人とコミュニケーションを取りたがらない人種なのは世界でも有名です。これは恥ずかしいことだと感じました。例えば元気よく挨拶しても返されないことはよくあることだと思います。しかし、海外ではありえません。お店に行くたびに、いらっしゃいませではなく、how are you?と元気よく声を掛けられます。それはモノを購入してほしいからではなく挨拶をするのが当たり前だからです。私たち日本人はよく挨拶は当然だといわれていますが、この自然に出るたった1つの挨拶がどれだけ重要であるかはオーストラリアに行くまではわかりませんでした。

2つ目に生徒や教員との絆です。
英語力を身に着けるために、語学学校に通って学ぶという手段や交換留学で学ぶ等たくさん手段はあります。しかし、日本語教師というものは日本を代表していくものです。現地の方々との触れ合いもたくさんありますし、日本の文化や技術を伝えることは私たちも日本にたいして感動がある一方で誇らしいものです。日本代表としていくわけですから、生徒の食いつきも想像以上でした。今でも彼らとはスカイプやスナップチャットで連絡を取り合っています。

なにより人間関係の構築が私にとっては一番大きなお土産でした。今ではオーストラリアは私にとって第二の故郷です。 将来メルボルンで結婚式を挙げたい夢も生まれました。 ぜひいろんな人にこの感動を味わってほしいです。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時00分 起床
7時20分 朝食 シリアル・パン
8時45分 学校到着
9時20分〜10時20分 午前活動1
10時20分〜11時20分 午前活動2
11時20分〜11時40分 休憩時間
11時40分〜12時40分 午前活動3
12時40分〜13時25分 昼食:パン、サンドイッチ
13時25分〜14時30分 午後活動1
14時30分〜15時30分 午後活動2
16時30分 家到着
18時00分〜18時30分 夕食:パン、ゆでたズッキーニ、ポテト、コーン、羊の肉
18時30分〜20時00分 フリータイム:パソコンで日本文化を調べる
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
基本会話、挨拶、メニュー、お店での注文、家族のスピーチ、発音テスト、折り紙
質問日本語授業の他に参加されたイベント等はございますか? YES
先生の誕生日パーティー
質問派遣地はどんなところでしたか?
私が渡航したときは8月で冬でした。海外の冬なのでと油断していましたが、日本の1月、2月と変化はありません。そのうえ日本と違う点は、ヒーターやストーブを利用している家庭が驚くほど少ない点です。環境に気を使っているのだと思いますが、やはり日本の方がそういった意味では暮らしやすかったです。BBIさんから水不足で水の使い過ぎに注意してほしいといわれていましたが、私がホームステイした家庭ではその心配はありませんでした。しかし、沸かしたお風呂もすぐ冷めてしまうので日本に帰国したときは日本の技術や設備一つ一つに感動しました。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
1点目に日本語学習者が多いという点です。第二ヵ国語選択でドイツ語か日本語を選択することが義務教育の一環としてありましたので、親日の方も多いのではないかと見込みました。
2点目に自然が豊かな点です。個人的な話ですが、都会育ちなので自然が豊かな土地でのびのびと暮らしたいという夢がありました。空気もきれいで動物も多く暮らしやすかったです。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
3週間という期間ですが、文化も言葉も違うので苦しいこともありました。 日本人とは違い謙虚さはなく、自分の子供が一番である姿勢や物事をはっきり言いすぎるのはどうかと思いました。 しかし、この経験も私の中ではとてもいい思い出で、渡航前であればムッと感じていたことも今では考え方の尊重に繋がりました。

このプログラムは語学学校と比較して、語学力を目的で行かれる方が大半であると思います。 実践的な英語が身につき会話力を上げたいのであれば何の問題もありません。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
英語の勉強といいたいところですが、皆さん仰っているので敢えて別のことを言います。まずは日本のことをよく学んでください。よく知っていると思っていても意外と知らないことが多いです。例えばアニメ・漫画、折り紙の折り方、かわいいイラストなど言葉を介さなくても伝わることがベストです。あとは自分の特技を持っていると尚よいです。金銭的に余裕があれば、日本のちょっとしたものをおもてなしとしてプレゼントしてみてください。中でも日本の文房具は本当に驚かれます。オーストラリアに行ったとき文房具が必要最低限のものしかなく驚きました(笑)。特に中学生や高校生となると可愛いものには目がありません。日本語講師として日本から派遣されることは小さな外交であると自覚して渡ってほしいと思います。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
10万円です。わたしの場合参考にならないかもしれません。3食提供されましたが、欧米は驚くほどパンが出てきます。日本ではパンは朝ごはんやおやつの一つとして出されますがオーストラリアでは3食パンでした。日本食が恋しく、米がないと生きていけない性分でしたので、親から味噌汁や米を送達してもらったり寿司屋で手巻き寿司を何本も買いました。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
リスニング能力が伸びました。しかし、私の場合は運が良いのか悪いのか学校の派遣先の先生がほとんど日本語能力が高い学校でしたのでついつい日本語で話してしまっていました。特に最初は何もかもが英語なので頭をフル回転に使い誰もが吐き気やめまいに襲われると思います。しかしその時脳に負担をかけたのが良かったのか、聞く能力は渡航前よりも上達しました。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
もっと多くの方に日本を知ってもらいたいです。帰国してからは奉仕活動や留学生とのイベント企画に力を入れています。このインターンで得た経験は何事にも代えがたい大きな財産となりました。 金銭的な話をすれば3週間で40万円近く消費してしまいましたが、それ以上の価値が生まれたと思います。今でも大半の生徒とSNSで連絡を取り合ったり、修学旅行で日本に来た時のサポートを行ったりと絆は強いです。今回日本語講師として教える立場で向かいましたが、彼らから教わったこともたくさんありました。 人から感謝されることはお金に代えがたい喜びや充実があることは海外に行かなければわからなかったことです。
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。迅速に対応していただきました。特に渡航前の連絡や現地での生活のことを詳しくお話しいただいたので、想像がつき易かったです。ただ、自身の3週間のチルドレンチェックがうまくいかず、メルボルンという田舎という土地柄もあったのか発行にとても時間がかかりました。その点は非常に不安でしたが、それ以外では特にございません。
【短期】オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / S.Eさん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 短期オーストラリア
プロフィール
大学在学中、2017年8月より2週間参加
参加したプログラム
短期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
私は、日本語教育に興味があり、海外ではどのような日本語教育がされてるのか、現地の先生は生徒とどのように接しているのか、日本との違いはあるのかなどについて知りたいという思いで、このプログラムへの参加を申し込みました。派遣校では、日本語の授業だけでなく他の科目の授業も見学させていただいたり、低学年から高学年までの授業に参加させていただいたりと、多くの経験をしました。その経験から上記の目的を達成することができました。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 90点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア SA州 
学校の形態 私立共学一貫校(小・中・高校) キリスト教系(英国国教会)
職員数/生徒数 約98人/約900人
私が教えた学年 Year 1-12
1週間の平均授業数 30コマ
学校の様子 20年以上に亘って日本語が教えられています。また対象は小学校準備学級からYear12までです。準備学級や小学校低学年中学年では、楽しみながら日本の文化と日本語に親しむ授業が多くyear5、6からひらがなを教えはじめ、year7ぐらいから本格的に文法を学ぶようになります。この学校ではこれまで多くのアシスタント教師を受け入れています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

数回ほどスタッフミーティングに同席させていただきました。話題すべてをききとることはできませんでしたが、連絡事項や生徒についての情報共有をしていました。先生ひとりひとりが生徒をよく見て、生徒それぞれに適切な指導を心掛けていることが分かりました。また、スタッフルームにはスタッフを励ます言葉が壁などに掲示されていました。先生も過ごしやすい環境づくりがされていると感じました。

1日だけ奈良県から英語研修で来ていた高校生と過ごす日がありました。アボリジニ伝統の音楽、絵についての授業を受けたり、ホエール博物館に行ったり、スチームトレインに乗って、海や草原などの現地の自然の美しさを感じたりすることが出来ました。

現地の生徒と話している際に、自分の国についてよく知っているなぁと思いました。おすすめの食べ物、場所、歴史、自然など教えてもらうことも多くありました。私も日本についての知識を増やして、日本の良さを伝えられるようになりたいと思いました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時00分 起床
7時00分 朝食 トースト
7時45分 学校到着
9時00分〜9時40分 午前活動:リスニングタスク(家族紹介を聞いて人数、家族構成を聞き取る)
9時40分〜10時20分 午前活動:パソコンで日本語ゲーム、テスト丸付け
10時35分〜11時15分 午前活動:日本の都市(漢字学習)
11時15分〜11時55分 午前活動:プリント(日本の都市の名前を見つける)
12時05分〜12時45分 午前活動:ビンゴゲーム、自分の家族紹介
12時45分〜13時25分 午前活動:教科書本文(家族構成や家族の性格)
13時30分 昼食 サンドイッチ
14時00分〜14時40分 午後活動:日本の都市、プリント
14時40分〜15時20分 午後活動:数字のカウント練習、日本の都市について(漢字)
17時00分 家到着
17時00分〜18時30分 テレビ、くつろぎ
18時45分 夕食 
19時20分〜21時00分 翌日の準備、日記、テレビ
21時15分〜21時30分 入浴
22時20分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
自己紹介(英語/高学年では優しい日本語と英語)、数字の練習(学年が上がるにつれてレベルも上がる)、体の部位の名前(歌、絵を描いて体の部位の名前を書きこむ)、色の名前、日本の都市の名前、家族紹介(人数、年齢、性格)、生徒との会話練習(Year11/12)、リスニングタスク、自己紹介(Year10スピーチ/Year9作文)
質問日本語授業の他に参加されたイベント等はございますか? YES
奈良県の高校生がちょうど英語研修に来ており、1日その高校生たちが受ける授業や街の観光に参加しました。また、ブックウィークという仮装して過ごすイベントがもありました。
質問派遣地はどんなところでしたか?
とても自然豊かな地域でした。野生の動物を見かけたり、馬や牛などがいたりしました。人口も多くなく、非常に過ごしやすかったです。気候は、8月ということもあり、雨が降ったりやんだり、風が強くなったり弱くなったり、天気や気温がコロコロ変化しました。朝夜は日本の冬ほどではありませんが、とても寒かったです。全体的にゆったりとした雰囲気のある地域でした。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
1つは、オーストラリアは多民族国家であるためいろんな人に出会うことが出来るのではないかと思ったからです。もう1つは、多くの友人からオーストラリアに渡航していた時の体験談を聞いて魅力を感じたからです。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
低学年から高学年までいろいろな授業に参加させていただきました。低学年の授業では、楽しみながら日本語を学習する工夫が多くありました。歌を歌ったり、絵を描いたりしながら、楽しそうに日本語を学ぶ生徒を見て、とても嬉しくなりました。日本から、ステッカーを持って行ったのですが、とても喜んでくれたことも嬉しかったです。中学年の授業では、私の自己紹介に対して多くの質問をしてくれました。日本について興味をもってくれているのだとさらに嬉しく思い、またその生徒の興味や期待にもっと応えられるようになりたいと思いました。また、積極的な発言にも圧倒されました。高学年の授業では、生徒と日本語での会話練習をしましたが、失敗を恐れず、積極的に日本語を使って質問をする生徒の姿に自分も頑張らなくてはと刺激をうけました。その生徒からの質問に答えられないことがあり、悩みました。いろんな授業に参加させてもらいましたが、やはりどの授業でも、自分の英語力の低さが壁となることが多くありました。先生との打ち合わせの時、生徒の質問に対して答える時、間違いを指摘する時、日本の習慣や文化を伝える時など、自分の意見がうまく言えず、何度も悔しさともどかしさを感じました。そんな私をサポートしてくださった現地の先生には本当に感謝しています。仲介に入って補足説明をしてくださったり、様々なアドバイスをくださったり、滞在する上で大きな支えとなりました。素敵な生徒、先生に囲まれた環境で活動出来たことが何よりも嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
日本について些細なことでもどうしてそうなのか、疑問をもち調べて置くこと、日本語学習者がどのようなことに疑問を持つのか、文献等で事前に調べ、それに対する回答を用意して置くことをしておくべきだったと感じました。また、授業でよく使われる英語などもインプットしておけばよかったと感じました。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
基本的に食費はホストファミリーがもってくれたので、ほとんどかかりませんでした。お土産やコンサートの料金、個人的に必要なもの(追加で購入した衣服など)は自分で払うという形でした。その費用は大体8千円くらいでした。
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
一番はリスニング力が伸びたと思います。これまでオーストラリア英語に触れる機会があまりなかったので、最初は聞き取れないことが多くありましたが、少しずつ聞き取れるようになったと思います。また、これまでのリスニングというと、1人ずつ発言を聞くという形のリスニングでした。しかし現地では、会話が飛び交い、同時に複数の人が話す環境でした。最初は混乱しましたが、次第に何の話題についてなのか推測できるようになりました。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
このプログラムで、いろいろな先生方の教え方、授業のつくり方、生徒の様子を見ることができ、日本語を外国語として勉強するとはどういうことか学ぶことが出来ました。また、授業の中で生徒から受けた質問から、日本語を学習する上で、どのようなことに疑問や興味をもつのかを知りました。その質問に対して、自分はどう答えればいいのか迷ってしまうことが多々あり、自分はまだまだ日本についての知識が浅いと痛感しました。これは私の今後の課題であると思いました。日本人として当たり前だと思っていることに疑問を持ち、日本語学習者(日本に興味を持っている人)に伝えることが出来るよう、英語力向上と合わせて、さらに勉学に励もうと思います。
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。渡航前の電話でのオリエンテーションは大きな助けとなりました。現地に渡航してからのメールでのやり取りも不安などの軽減につながりました。
【短期】オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / T.Yさん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 短期オーストラリア
プロフィール
大学在学中、2011年8月より4週間参加
参加したプログラム
短期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
日本語を海外で教える現場を見てみたかったから。また、授業をしてみたかったから。
  • 日本語教師の資格・・・ なし
  • プログラムの満足度は・・・ 70点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア NSW州 シドニー近郊
地域の人口 -
学校の形態 公立共学中・高校
職員数/生徒数 約65人/約900人
私が教えた学年 Year 7-12
1週間の平均授業数 15コマ
学校の様子 シドニーの50以上の小学校から学業で選抜された生徒が集まってきている選抜高校です。日本語の授業はこれまでおよそ25年間の歴史があり、学年はYear7〜12まで教えられています。毎日3コマ程度の日本語クラスがあり、大変熱心に授業を行っています。教材は、Wakatta!、Obentoo等を使用して行なわれています。

私の体験談

日本語教師海外派遣プログラム体験談

このプログラムで学ばせていただいたことがたくさんあります。中でも、自信を持って話すこと、そして積極的に自分から動くことの大切さを学びました。自信を持って話すことは、自分が先生という立場に初めてなったことによって感じたことです。指示を出す側の先生が不安そうにしていると、生徒もそれを感じ取るということがよくわかりました。そうならないための準備や打ち合わせの大切さも現場で身をもって体感させていただいたことです。また、授業以外の時間も生徒と話す機会を多く持つように心がけました。そのことで、生徒に早く名前と顔を覚えてもらえたように思います。授業以外の遠足やスポーツデーへの参加もとても楽しい思い出になりました。

ホームステイ先では、積極的に家族の話に参加したり、一緒にテレビをみたりしました。また、一緒に料理をして、日本の食を紹介したりしました。また週末は一人で買い物に出かけたりもしました。知らない土地で、一人で買い物をすることに不安もありましたが、交通機関を使ったり、買い物を一人でしたことで自信がついたと思います。

このプログラムは、積極さが本当に重要になってくると思います。この経験を活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時30分 起床
7時45分 朝食 シリアル 果物 ミューズリーバー など
8時30分 学校到着
8時55分〜10時25分 午前活動:文法 文化など
10時45分〜12時15分 午前活動:文法 文化など
12時20分〜13時20分 午前活動:文法 文化など
13時10分 昼食 サンドイッチ フルーツ
13時55分〜15時10分 午後活動
15時40分 家到着
18時30分 夕食 お肉 温野菜
19時00分〜22時00分 TV ファミリーとおはなし
23時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
タスクの手助け(知らない単語を教える)・漢字をホワイトボードに書く・発音・ 折り紙(ピカチュウ)・自己紹介
  (授業内ではないですが) 作文の添削・提出物の添削、確認
質問派遣地はどんなところでしたか?
静かなところ 散歩もできる バスと電車を使えばタウンまですぐに行くことができる
大きなショッピングセンターもあるので、便利
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
オーストラリア人の人柄のよさ、安全面
もともと日本語教育に興味があったので、このプログラムに参加しました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
初めは、生徒も先生方も、なぜ日本人が来たのかわからない様子で苦労したこともありました。途中で先生が休暇に入られて日本人の先生と代わるということもありましたが、なんとか4週間頑張ったとおもいます。
研修中に学んだことは、生徒のみなさんが日本のことをよく知っていること。そして、生徒達を統制するのにものすごく体力がいること。日本の学校との違いに最初はびっくりしましたが、そこは慣れていくしかないな、と気付きました。
心に残ったのは、8月から派遣開始だったので、終戦記念日前後の授業にも参加しました。そこで、生徒達が真剣に原爆の話を聞いている姿は関心したと同時に、このような歴史も教えなければいけないんだな、というとてもいい勉強になりました。また、折り紙の時間にピカチュウをおったのですが、みんなのきらきらした笑顔はとてもうれしかったです。
日本人が知らないオーストラリアの文化は何だろう?と考える授業では、生徒が私に自らのオーストラリア文化をたくさん教えてくれました。その時の生徒達の一生懸命説明してくれた顔も忘れられません。そして、日に日に私が居る意味を生徒達が理解してくれ、名前を覚えて呼んでくれることがとても嬉しかったです。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
日本の古典文学にもっと触れておくこと
作文添削方法の本をよんでおくこと
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
ホームステイ代180$×4週間=720$
初期費用(ビザ、渡航費、保険代も含めて);約40万円
現地で使ったお金;約250$
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
自信がついたこと。
自分の英語でもなんとかなる、と自信がついた半面、もっと勉強しないといけないなという気持ちにもなりました。リスニング力は伸びたと思います。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
就職活動時のアピール
自信がつきました。
もっと英語を勉強しよう、と思いました。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
授業以外の時間でも積極的に話しかけていくことが楽しむ秘訣だとおもいました。 特に日本語の授業をとっている生徒とは日本語で話しかけていくと、みんな興味をもって私の話を聞こうとしてくれる姿勢がうれしかったです。
質問現地サポートはいかがでしたか?
良かったです。空港まで迎えに来てくださり、大変たすかりました。また、途中でお電話もいただき、ありがとうございました。とても心強かったです。
【短期】オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 新宅美玲さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 短期オーストラリア
プロフィール
大学在学中、2011年8月より3週間参加
参加したプログラム
短期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
主に英語の学習と日本語教育体験をするためです。大学で日本語教育を勉強したことがあったため、夏休みに海外の学校で日本語を教えながら、英語も勉強したい思いから申し込みました。
  • 日本語教師の資格・・・ あり
  • プログラムの満足度は・・・ 90点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア NSW州 シドニー近郊
地域の人口 -
学校の形態 私立 幼稚園・小中高一貫校
職員数/生徒数 約80人/約2000人(内、中高生約1400人)
私が教えた学年 Year8からYear12
1週間の平均授業数 3から5コマ
学校の様子 歴史のある私立の女子校です。この学校はPreschoolからYear12までの一貫校ですが、日本語教育はYear8からYear12の学生が学習をしています。およそ20年間に亘って日本語が教えられています。 学校では、MIRAI、HAI、WAKATTAなどの教科書を用いて授業が進められています。

私の体験談

オーストラリア日本語教師海外派遣プログラム体験談 新宅さん

三週間の派遣は本当にあっという間に終わりました。初めての英語圏での生活体験だったので、始めは本当に緊張ばかりで、学校に行ってもなかなか積極的に話せなかったり、学生と目をあわせなかったりしました。環境に恵まれ、学校の先生方がやさしい人ばかりで、授業に関する指導を丁寧にして頂き、不安を解消してくれました。積極的に話せなかった私に声を掛けて頂き、週末に動物園やディナーも一緒に行きました。授業では先生のアシスタントを勤める以外に自分の事をPPTに作成して英語で紹介したり、試験前のYear12年生の日本語会話練習をしたりしました。徐徐に自分も知らない内に英語を話すことが当たり前のようになりました。2週間目からは学校に行くのが楽しくて、学生の名前も覚えるようになり、学生からも"美玲先生"と呼んでくれるようになりました。

ホームスティの生活ではホストファザーとホストマザーがとても優しい人で、週末になるたびにシドニーの素敵な場所に連れて行ってくれました。私が他に約束がない限り、毎日一緒に晩御飯を食べることや、天気のいい日はホストファミリーとワンちゃんを連れてドライブ、特別な日には外食、本当によくして頂けました。家族とテレビを見たり、ワンちゃんと遊んだり、ホストマザーと家事をしたり、二人で買い物して次の日のメニューを決めたり、本当に家族の一員として見てくれました。ホストマザーとボランティア活動に参加するなど、特別な体験もできました。 休日に旅行に出かける事もしました。旅でいろんな素敵な人に出会えました。流暢に英語を話せなかったですが、誰もそれを気にせず普通に話しかけてくれました。シティーめぐり、アート鑑賞、ビーチでのんびり、ワインツアーなど、三週間でも本当に沢山見ることができました。

今回このBBI日本語教師アシスタント派遣プログラムに参加して本当によかったです。スタッフ方のサポートがあったから三週間でも学校生活から私生活まで満喫できて、一生忘れられない素敵な思い出ができました。今後またこのようなチャンスがあればまたBBIさんにお願いしたいと思います。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
6時30分 起床
7時00分 朝食 トースト、ヨーグルト、シリアルなど
8時30分 学校到着
9時00分〜9時40分 午前活動:Year10授業のアシスタント 導入時発音の模範
9時50分〜10時30分 午前活動:Year9授業のアシスタント 練習問題のチェック
10時30分〜10時50分 モーニングティー
10時50分〜12時30分 午前活動:Year10授業のアシスタント 宿題のチェック
12時30分 昼食 お弁当か 売店の物
13時30分〜15時30分 午後活動: Year12年生の試験対策のための日本語会話練習
16時30分 家到着
17時00分〜18時00分 部屋でリラックス、メールのチェックなど
18時00分 夕食 キッシュ、スープ、チキングリル、サラダ
19時00分〜21時30分 家族と話したり、一緒にテレビを見たりする、ゆっくりした後にお風呂、次の日の準備
21時30分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
主にYear12の試験前の会話練習と作文の添削を行いました。他にYear8からYear11年生の授業を見学したり、授業中学生の練習問題をチェックしたりしました。Year12との交流が一番多く、試験前の会話練習を行うことで、実際に試験のために役立つ練習ができたと思います。
質問授業を一人で任されましたか? NO
いいえ、今回は試験前のため、学校の授業は復習を中心に行われました。そのため、一人で授業を行うチャンスが余りありませんでした。
質問派遣地はどんなところでしたか?
派遣地はシドニーシティから電車で約50分(家からの出発で)かかる場所でした。駅から駅までは約30分で行けますが、家から駅までが少し距離があって、徒歩20分かかりました。ホームスティの町は静かで綺麗な処でした。学校も隣の町にあって、安全で綺麗な場所でした。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
参加目的は主に英語の学習と日本語教育体験をするためでした。大学で日本語教育を勉強したことがあったため、夏休みに海外の学校で日本語を教えながら、英語も勉強したい思いから、短期の日本語教師海外派遣プログラムを選びました。オーストラリアを選んだ理由は英米語圏でオーストラリアは日本語教育環境が比較的整っている事と始めての英米語圏はやはり安全で一人でも動きやすい国がいいので、オーストラリアを選びました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
このプログラムに参加できたのが良かったと思います。参加する目的を達成できました。 研修に関しては素晴らしい学校で研修できたことは本当によかったと思います。授業のスタイルや学校の雰囲気を見ることができ、日本の学校との違いを知ることができました。学生と日本語の会話練習をしたり、授業で自己紹介や日本について紹介したりしました。実際授業で学生と交流して、オーストラリアの学生はどのように勉強をしているのか、日本の学生とはどう違うのかを見ることができました。本当にいい体験ができて、参加してよかったと思います。
心に残った事は最初の頃は緊張して、職員室にいても周りの先生とたくさん交流できなかった事が少し残念でした。授業ももっと日本について紹介したり、学生にもっと面白いことを体験させてあげたかったです。辛かった事は特にありません。嬉しかった事は授業で自己紹介や出身地を紹介したことを学生が作文に書いてくれて、'美玲先生が授業に来てくれてよかったです。''奈良のマスコットのせんとくんは気持ち悪いけど、かわいい'と言ってくれたことです。ほんの短い間しか学校にいることができなかったけど、少しでも学生が私や奈良を覚えていてくれることを願います。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
学校の先生との授業についての相談です。もう少し早めに先生とコミュニケーションを取って、学校の授業の計画をした方がもっといい体験ができたかもしれません。
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
BBI参加費用:198000円
飛行機:140000円
ホームスティ費用:約6万円
生活費、お土産代:約6万円
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
実際3週間しかなかったので、英語力はあまり伸びていません。進歩があったのが、英語を話す事を恥ずかしく思わなくなった事です。はじめは、間違った英語を話すのが恥ずかしくて、なかなか積極的に人に話しかけたりできなかったのが、話さないと何も始まらないと気付き、話しかけられたら逃げずに話したり、話しかけたりできるようになりました。
質問この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
本当に貴重な体験ができました。英米語圏での生活経験も教育経験もないので、今回の短期留学でオーストラリアを知る事ができ、視野が広くなりました。またはっきり決めていないが、もし海外で就活することがあれば、就職活動等に繋げていけたらと思います。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
始めは誰でも不安はありますが、余り緊張せずに前向きに積極的に動く事が大事です。 海外に出たからには後悔のないように前進するのみです。
質問現地サポートはいかがでしたか?
スタッフの方がとても親切で、申し込み手続きや、滞在先やシティや学校の情報もとても詳しく案内して頂けました。そして、個人の要望や出発前の不安も解消して頂けました。サポートには満足しています。 あえて意見を言うなら、短期でも日本語教師関連資格割引・学生割引をしていただきたかったです。わがままかもしれませんが、派遣が決まった際に飛行機のチケットを安く買える航空券会社の案内も一緒にして頂けたら、派遣される側は参考にしてチケットをもっとスムーズに取れるかもしれません。
【短期】オーストラリアで日本語教師海外派遣プログラム / 川口世津子さん
日本語教師海外派遣プログラム体験談 川口世津子さん オーストラリア
プロフィール
中学校の英語教師として41年間勤務し定年退職後、2011年7月より4週間参加
参加したプログラム
短期日本語教師海外派遣プログラム(オーストラリア)
参加の動機・目的
日本語教師の資格を実際に活用するため。
  • 日本語教師の資格・・・ あり
  • プログラムの満足度は・・・ 100点/100点

学校のプロフィール

学校の地域 オーストラリア キャンベラ
地域の人口 約33万人
学校の形態 公立共学 小中高一貫校
職員数/生徒数 50〜60/約1000人
私が教えた学年 幼稚園(Kinder)から8年生
1週間の平均授業数 21時間
学校の様子 1998年に設立された学校で、今年度から日本語教育が始まっています。Preschool からYear5のPrimary SiteとYear6からYear10のSenior Siteに分かれていて、それぞれ少しはなれたところに位置しています。日本語教育はSenior Siteでのみ行われていて、小学校ではフランス語が教えられています。

私の体験談

オーストラリア日本語教師海外派遣プログラム体験談 川口さん

【学校】
キャンベラの学校で4週間ボランティアの先生として働きました。Kinderから10年生までの大規模な学校でした。広大な敷地に小学校と中高学校の校舎が500mほど離れて建っていました。
7年生2クラス、8年生2クラスの計4クラス・週14時間の日本語の授業のアシスタントをしました。メインの授業は日本人の先生が3クラス、オージーの先生が1クラス担当されていました。
この学校の日本語の授業は先学期始まったばかりで、五十音の読み方、書き方の指導の補助をしました。中学校での空き時間に小学校でおりがみ、書道、日本の食文化、紙芝居等の授業を希望するクラスで週7〜8時間担当しました。小学生は好奇心旺盛で、とても楽しい授業ができました。

【ホームステイ】
はじめの2週間は小学校の先生のお宅、次の2週間は2年生と4年生の姉弟の生徒のお宅でした。
家族とバレーの公演を見に行ったり、トルコ料理やインド料理のレストランに行ったり、おばあちゃんやおじさんの家のディナーパーティーに招かれたり、夢のように楽しい4週間でした。


一日のスケジュール

※ある一日のスケジュールです。
7時00分 起床
7時30分 朝食 シリアル・カフェオレ
8時30分 学校到着
9時00分〜10時00分 授業: 7年生 日本語(あいうえお)の書き方、読み方
10時00分〜11時00分 授業: 8年生 日本語(あいうえお)の書き方、読み方
10時30分〜12時30分 授業: 1年生 おりがみ
11時30分〜13時30分 授業: 4年生 習字
13時30分 昼食 サンドウィッチ
14時00分〜15時00分 授業: 5年生 日本の食文化、箸の使い方
17時00分 家到着
18時00分 夕食 ローストビーフ、サラダ、ポテト
19時00分〜22時00分 ホストファミリーとだんらん
22時00分 就寝

聞いてみました! 現地の様子

質問行った授業内容を教えてください
・ 6・7・8年生の授業補助(週14時間)
・ Kinder〜5年生(週7〜8時間)習字、おりがみ、紙芝居、食文化紹介(箸の使い方等)
質問授業を一人で任されましたか? YES
Kinder〜5年生(週7〜8時間)
質問日本語授業以外で教えた科目などありますか? YES
日本の文化
質問派遣地はどんなところでしたか?
のどかで落ち着いた静かな地域。交通の便が悪く、車なしでは生活できないところです。
質問このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
英語圏の国で日本語を教えるのが長年の夢だったので、この春、定年退職したのを機に応募しました。 オーストラリアは日本と季節が逆であるという事、日本語熱が他の国より高いということで選びました。
質問研修中に感じた辛かった事、楽しかった事、学んだ事等を教えて下さい。
小学校では楽しく授業をすることが出来ました。
中学校ではフランス語、インドネシア語、日本語の3つの外国語がクラス選択だったので、生徒の能力、意欲に差がありました。
系統だった教科書が人数分無く、毎時間プリントを印刷して、少しでも学力が身につくよう先生が準備しておられた。 困難な状況の中、日々努力されている先生方に感銘を受けた。日本語の先生に大変お世話になりました。
ホームステイの家族が2軒ともとても親切で素晴らしい人たちでした。ホストファミリーはもちろん、その友人・知人・親戚の人たちとの交流が深められ、充実した夢のように楽しい4週間でした。
質問日本出発前にしておけば良かったことは何ですか?
茶道、生け花、着物の着付け
質問費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
飛行機 20万、BBI 20万、ホームステイ 5万、その他 7万 = 計52万くらい
質問出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
オージー英語が学べました。
質問今後の目標は何ですか?
機会があれば、また他の国(カナダ、NZ)でも教えたい。
質問これから参加される方へアドバイスお願いします。
新しい旅のかたちとして、日本人のスキルが生かせ、年齢に関係なく楽しめる素晴らしいプログラムです