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 日本語教師ネットワーク  「英語で日本を教えよう!」


 

青島里恵さん  1979年生まれ

●プロフィール
大学を卒業後、システムエンジニアとして勤務。

●参加の動機・目的
英語を使えるようになることと、外国人に日本語を教える事。日本語を教えたいと思って英語を勉強していたので最適なプログラムでした。


◇日本語教師関連の資格
 大学の副専攻履修及び、420時間養成講座。

プログラム満足度は    100点/100点

●学校のプロフィール
学校の地域 オーストラリア QLD州 Yeppoon(ブリスベーンより北に約680キロ)
地域の人口 約8千人
学校の形態 公立中高校(セカンダリー) 週一回別の小学校へ
職員数/生徒数 70人/900人
私が教えた学年 Year9〜12
1週間の平均授業数 18コマ
学校の様子 20年にわたって日本語を勉強している日本語授業に対して大変熱心なセカンダリースクールです。Year8〜12の全学年の生徒に対して日本語の授業が行われており、隔年で日本への旅行も企画しています。話す、聞く、読む、書くの4つの部門に対して授業を行っており、特に旅行等でのコミュニケーション能力向上に力を入れています。また、書道等の授業も行っています。


かつて、大学で日本語教授法を学び、教育実習なども行い日本語を教える難しさを肌で体験しました。大学卒業後、日本語教師の道のりも考えましたが、日本では日本語教師の枠が狭いと言う事で、大学の教授の勧めもあり、企業でシステムエンジニアとして働く事となりました。しかし、「大学で勉強した事を生かし日本語を教えてみたい!」という気持ちが強く、3年勤めたあと、会社を退職しオーストラリアへ出発しました。

私は、YEPPOONという町で日本語教師を体験しました。自分が派遣されることにならなければ、場所も名前すらも知ることがなかったような小さな町、海辺の町でした。そこでの生活は、平日は学校に行き授業をし、週末はボートで島にいったり、シュノーケル、サーフィン、スケートボード、乗馬、魚釣り、カヌー・・・。

毎日が新しいことの連続で、新鮮で楽しくあっという間でした。10件以上の家にホームステイをさせてもらい、小さな町には、わたしのファミリーばかりになりました。そこで生活して私が学んだことは、「YES、NO」をはっきり伝えることと、いい意味で周りを気にしすぎないという事でした。人と同じが良しとされがちな日本で育った私は、おおらかでそれでいて自分をしっかりと持っているオージーはとても魅力的でした。

また、心に残った事として、人との出会いと別れです。小さな町だけど多くの人と出会えた分、最終日が近づいてくるのが、寂しくて仕方ありませんでした。ここで会ったひとりひとりとの出会いと別れが私にとって一番心に残っています。このたくさんの人との出会いが、私を一回り成長させてくれた気がしています。




 

●ある日のスケジュール
6時30分 起床
7時15分 朝食 トースト オレンジ コーヒー
8時30分 学校到着
9時10分〜10時20分 12年生 リーディング、新出漢字の練習
10時20分〜11時30分 9年生 カタカナカルタ、形容詞
11時30分 昼食 サンドイッチ、クッキー、リンゴ、オレンジ
12時15分〜13時25分 空き時間 単語カードなど作成、授業の準備
13時25分〜14時20分 11年生 ライティング 単語並び替えゲーム
15時30分 家到着
15時30分〜7時 ホストファミリーと過ごす
19時 夕食 ステーキ、ポテト、ブロッコリー、パン
19時30分〜22時30分 夕食の後片付け、テレビ鑑賞、シャワー
22時30分 就寝
   


Q 行なった授業内容を教えてください

専任の先生について本を読んだり、会話の練習相手をしたり、日本の文化の紹介など、 文法を教えることより、リスニング、スピーキング中心でした。

Q 授業を一人で任されましたか?  Yes
専任の先生から「教科書○○ページを教えておいて」など指示があった場合は、その文法を勉強しゲームなどを取り入れて反復練習などをし、指示がない場合は、折り紙や日本の文化の紹介、日本昔話をみんなで英語に訳したり、カルタなどのゲームをしました。

Q 派遣地はどんなところでしたか?
海辺にある小さくてきれいな町。のんびりとした雰囲気です。夏はとても暑かったです。

Q このプログラムを選んだポイントは?またこの国を選んだポイントは?
大学で日本語教授法を勉強して、学生のときから日本語教師というものに興味がありました。また、このプログラムに参加することで、日本人の少ない場所で、おおらかなオージーと大自然に囲まれた環境で生活できることと、カウンセリングや研修などのバックアップ体制も充実していたこともポイントの1つです。





Q 渡航に当たってどんな準備をしましたか?
まずは、ボーナスなどを貯めて費用の準備をしました。出発1ヶ月前に、ビザの申請、航空チケットの手配、日本の文化を紹介するための教材集めをはじめ、出発2週間前に、会社を退職、アパートの解約、厚生年金なの切り替え、海外保険の加入などの手続きをしました。

Q 費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
航空券 約15万 
海外保険 約12万 
ホームステイ代週 100ドル×28=2800ドル
携帯電話&おこづかい 月150ドル×7ヶ月=1050ドル
その他 雑費 約 8万

ホストファミリーに支払うお金は週に100ドル。その他はたまに外食をしたり映画を見に行くときや、シャンプーなどの消耗品と携帯電話代などです。私はあまりお店が近くにない所に住んでいたので、お金を使う機会が少なくステイ代以外で使ったお金は月平均150ドルぐらいでした。

Q 出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
リスニングは確実に変わったと思います。はじめは、人に話しかけられることが怖いとすら感じたこともあるぐらい、聞き取りができず、いつでもどこでも電子辞書と紙とペンは欠かすことのできない存在となっていましたが、2ヶ月過ぎたあたりから、辞書を持ち歩かなくても不安はなくなり、半年あたりから、気が付いたら長電話をしている自分がいました。

Q 今後の目標は何ですか?
今後も英語の勉強は続けていきたいです。リスニングは慣れましたが、スピーキングはまだまだ自分で納得がいきません。今後の目標としては、自分の思ったことを相手にスムーズに話せるようになることです。

Q これから参加される方へアドバイスお願いします。
私は、このプログラムに参加した後、シドニーの語学学校に通い、そこで3ヶ月生活をしました。語学学校に行くことで、多国籍の友達もたくさんでき、いい経験ができたと思います。しかし、語学学校の教室で正しい英語を話せるのは、たった一人の先生のみ。あとは、自分と同じ英語レベルの生徒というのが現状でした。語学学校が多くあるような都会で生活して思ったことは、ネイティブイングリッシュスピーカーと話せる機会が少ないということでした。それに比べ、日本語教師をしていたときは、自分の周りの人は全員オージー。言い換えると、私の周りにいる人みんなが私にとっての英語の先生で、生徒は私一人という恵まれた環境でした。私はこのプログラムは、日本語教師に興味がある人はもちろんのこと英語を勉強したい人にももってこいのプログラムだと思います。

 



 

 

 


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